第5話〜第8話
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豊首輪に血がついてるぞ
こっちに来いふいてやるよ」
豊「えッ! 本当にッ、ありがとう」
そう言って豊は首を信史に突き出した
だがこれが道を指し示す光となる
血のついた首輪をハンカチで拭う信史だが
そこで思わぬものに気づいた
信史「ん?? これは!!!…(そうゆう仕掛けかッ
あぶなかったもし気がつかなかったら………
…月岡………お前が…………教えてくれたのか
……俺達に…………)」
豊「信史?? どうしたの??」
突如黙り込んでしまった信史に豊は声を掛ける
信史は慌てて話し出す
信史「あッ…あぁすまない、血がかなり
酷かったんでな」
そう言うと信史は傍に置いてあったパソコンに
文章を打ち込だす
豊「?? どうしたの信史??」
信史は豊に打ち込んだ文章を見せる
豊が画面を覗き込むとそこには驚くべき事が
書いてあった……
豊「えぇと…………えぇ!!!…ムグッ」
声を出しそうになった豊は慌てて口を塞ぐ
そこには次のような事が書いてあった
血を拭ったときに盗聴器に気が付いたこと
カメラは付いていない事
そしてこれから説明するはずだったパソコンを
使っての分校へのハッキングの仕方の全てが
書いてあった
豊「…………」
余りの事に豊は声も出ないようだ
信二「…………(豊、これから先はお前の力が
必要だ……きついだろうか………頼むぞ)」
…………信史は続けて打ち込んだ………
これからこのパソコンをカスタマイズして
奴らの分校にハッキングする
その為にはカスタマイズに時間がかかり
自分はパソコンから離れる事が出来ない
だから自分がカスタマイズしている間に
豊に分校を爆破する爆弾の材料を探してきて
欲しいと
しかも仮にハッキングが成功しても奴らの
コンピューターを支配出来るのは20分から
30分が限度だろうと
その上材料集めは1人ではとても無理だ
……それでもやるしかないと……だから頼むと
頭を下げられた
瀬戸豊は既に決心していた、あの信史が自分に
頭を下げたのだ、頼むと言ってくれたんだ
月岡が死ぬ処をただ見ているしか出来なかった
自分、そんな弱い自分から卒業しなければ
ならない
胸をはって三村信史の親友でいる為に
秋也や典子さんを助ける為に!!
だから豊は決意の言葉を告
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