第5話〜第8話
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誰!? お願いどうか
秋也君を興奮させないで)」
川田「誰だ…こちらに戦う意思はない
大人しく出てきてくれ (抵抗すれば容赦なく
撃つがな) 」
秋也「……誰だ」
カチャリ
そう言って川田は銃をかまえる
横を見れば秋也も躊躇い無く銃を構えていた
ガサリガサリ
果たして出て来たのは
琴弾加代子「待って私も戦う意思は無いわ
………えぇ!? 典子ッ!! 無事だった
のね!」
典子「あぁッ、加代子! 良かった無事
だったんだね」
中川典子の親友の琴弾加代子であった
二人は再会を喜び合い秋也も知り合いが
無事だった事に喜び声をかける
秋也「良かった、琴弾さんも無事だったん
だなッ」
そう言葉を掛ける秋也に琴弾は秋也と川田に
向き直るが
琴弾「………え……貴方………誰?」
…………時が止まった……………
・・・・・・・・
・・・・・・・・
琴弾加代子はゲーム開始からずっと島を歩き
まわっていた
どうしても会いたい人がいたから だ
自分でもまだ気持ちの整理がついてない
だからこそ本人に会って確かめたかった
この気持ちの正体を
………杉村弘樹に会いたかった………
彼を探し島を歩いている時に北の展望台から
呼び掛けが流れた
近くに居た私は直ぐに行くつもりだった
だがその時あり得ない一言が流れたのだ
桐山和雄と声の主がそう呼んだ
桐山和雄が二人を殺した…それは有り得ない
だって私は島の南で彼を見たのだから
展望台とは別の方向に向かった彼がどうやって
二人を殺せるのか、私は直ぐに嘘だとわかった
そして展望台の近くを歩いていたら典子に
再会した
彼女に会えて良かった、…けど彼の顔を見た時
誰だかわからなかった
………だって彼はあんな悪魔のような
表情はしていなかったから……
……だから私は聞いた……
……貴方誰と………
秋也は何を言われたのか分からなかった
秋也「…………え?」
だが典子にはその言葉の意味が分かるのか
悲しい顔をして秋也を見つめる
川田「おいおいどうした嬢ちゃん、何時も
見慣れてるクラスメートだろう」
そう言って川田が茶化すと 言われた琴弾も
我に返る
琴弾「あッ…えと……ごめんね七原君なんでも
ないのッ、ちょっとボーっとしちゃったみたい
本当にごめんね」
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