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バトルロワイアル 桐山和雄の章
第5話〜第8話
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殺してやる………
桐山……殺してやるー!!」


典子「…………(笑って るもの)…………」

  ………楽しそうに笑っていたからだ………



  ……川田章吾は愉悦に打ち振るえていた………


川田「…………(堕ちたな、これでいい七原
お前は闇の入り口に足を踏み入れた…後は
落ちて行くだけだ クカカカッ)…七原ッ!
お前は何もしなくていい、罪は全て俺が背負う
桐山は俺がケリを付ける」


七原「何を言うッ川田!! 俺もついて行くぞッ
ゲームに乗った奴らはみんな殺してやる!!」


川田「……七原……すまん……(完璧だ…後は
仕上げだけだ………いや、その前にこいつにも
殺しの楽しみを味あわせてやらなければな
…フハハハ!!)」


典子「…秋也君………(どうすればいいの
………秋也君お願い…目を覚まして)」



  ・・七原秋也は川田章吾の魔手に
落ちてしまうのか・・


  ・・果たして中川典子の祈りは届くのか・・


ガサガサッ
???「……そこにいるのは誰なんだ?」


典子「……(この声はッ まさか!)……」


  ……その時一筋の希望がやって来た………


・・・・・・・・
  ・・・・・・・・


杉村は展望台を後にしてから七原秋也と
中川典子を探していた


想い人琴弾加代子も心配だが殺人鬼川田章吾を
野放しにしておけなかったからだ


その後程なくして展望台近くで探知機に
反応があり漸く探し当てた


果たしてこの邂逅の先にあるものは

・・・・・・・・
  ・・・・・・・・


典子「杉村君ッ!! 良かった…(来てくれた!
お願いッ秋也君を助けて!!)」


七原「杉村! 良かったッお前もいてくれれば
力強い、待ってろよ 桐山! 今すぐ
殺してやる!!」


川田「七原あまり思い詰めるな……(そうだ
それでいい フハッ!)……」


杉村「…なッ!?………七原……お前は…………」


七原秋也のあまりの変わり様に杉村弘樹は
絶句した、嘗ての正義感に溢れた眩いばかりの
笑顔は何処にもなかった


  ……目の前にあるのは復讐に狂った
悪鬼のようだった……


秋也の側には中川典子が何も出来ない悔しさと
悲しさで沈痛な面持ちで立っていた


七原「杉村力をかしてくれッ もうこれ以上の
犠牲者を出さない為に桐山を、ゲームに乗った
奴らを皆殺しにしてやろう!!」


川田「七原 お前一人じゃない俺も付き合うぞ」


  ・・川田は優しい表情で秋也に告げる・・


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