第5話〜第8話
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北の山頂上展望台の惨殺劇から程なくして
川田章吾は七原秋也、中川典子の元へ戻る
道すがらこれからの事を考えていた
川田「ククッこれで下準備は出来た
二人の死を七原に言えば奴は益々桐山を憎む
…フハハハ!最高だッ!! 七原のような
正義感に満ちた奴程闇に堕ちたらとんでもねぇ
化け物に化ける、そして最後の仕上げは
奴の最後の心の寄り処を…………クカカカッ!!」
・・正に悪魔の考えであった・・
・・二人に危機が迫る・・
・・鍵を握っていた月岡彰は死んだ・・
・・だがそれを許さんとする意志は
新たな人物に受け継がれた・・
………新たな運命の歯車が今動き出す………
バトルロワイアル another story
桐山和雄の章 第5話
闇への入り口 伸ばされる手 伸ばさない手
七原達は既に何度も聞こえた銃声を気にかけ
ながらも川田章吾の帰りを待っていた
七原「川田…………無事だよな……頼むぞ」
典子「…………(もし川田君が無傷で戻ってきたら
……お願い月岡君無事でいて)」
……そして彼が帰って来た……
ザッザッザッ
七原「!! 川田か!? 無事だったんだな!」
典子「そッ!!! …(そんな…それじゃあ月岡君は
……月岡君ッ!!)」
川田「………心配かけたな………今戻った」
・・川田章吾が沈痛な表情で戻って来た・・
・・そんな彼を七原秋也は心配して
駆け寄って行く・・
七原「川田ッ! 何故泣いてるんだ!
大丈夫かッ、 友美子さんと雪子さんは
どうしたんだ!?」
典子「…………(違う)…………」
……だが典子には………
川田「くっ! ……すまない七原……二人は
……間に合わなかった」
七原「!! そんなッ!? 一体何があった!
……まさか………………」
典子「…………(だって)……………」
…………嘘だとわかってしまった……
川田「……桐山に一歩遅れてしまった
………俺がついた時には……すまない」
七原「ウアアァァァーー!! 桐山ーー!!!
お前はーー!!!!」
典子「………(川田君)…………」
………何故なら川田章吾は…………
川田「奴は二人を守ろうとした自分の仲間の
月岡をも無惨に殺した……ホントにすまん
七原ッ!!」
七原「………許さねぇ………
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