第五十三話 空手部主将その三
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しいわね」
茉莉也は今度はミルクティー、ミルクだけで砂糖を入れていないそれを飲みながら話した。小柄な茉莉也が紅茶を飲む姿は妙に子供っぽい。
「大体年代わかるわよね、これで」
「ですね、今生きておられたら百歳ですか」
「それ位ですね」
「最終的には八段だったかしら」
その幽霊の段位も話される。
「そうだったかしら」
「ええと、八段っていいますと」
「強いんですか?」
空手、格闘技や武道の類には疎い二人は段のことを言われてもわからない。それで茉莉也にきょとんとした顔で尋ねたのだった。
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