第九十二話 戦線突破
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下はないが、だとしても巨大な艦でこの様に急な三百六十度回転などまともな動作ではない。
『な、なんて奴等だ……』
艦長のその言葉を最後にザンジバル級は艦橋をアークエンジェルのバリアントによって撃ち抜かれ、ザンジバル級は沈んでいった。
「まだよ、ナスカ級の艦隊がまだ残っているわ!気を緩めないで、このまま突破を図ります」
横腹をついてきたザンジバル級こそ落としたものの、まだ正面にいた主力艦隊であるナスカ級やローラシア級が残っている。それを撃ち落とす為にアークエンジェルは再び九十度の回頭をしつつ、攻撃を加えていく。
そもそも艦こそ落とせたが敵は未だ多数残っているのだ。状況は振り出しに戻っただけ。いや、時間を稼がされてしまった以上、先程より苦しいものとなっている。
それでも彼らは、自分たちの未来を守るためにこの苦しい状況の中でも戦域の突破を図っていった。
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