プロローグ〜第4話
[7/14]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
思いになる充、そんな彼を
桐山はただ見つめている
だが悲しんでばかりはいられない
桐山「……襲撃者以外にゲームに乗った人間が
いるという事だな 」
桐山の言葉に充も意識を切り替える
充「なっ、 まさか……一体誰が?」
桐山「……分からない、だが確実に存在する
事は間違いない」
そこで桐山は思いついた事があるのか
充に質問する
桐山「……充、逆に考えてみよう」
充「?どういう事ですか?」
桐山「この場合の俺達にとって信用に値する
人間は誰だ?」
その言葉で充も桐山の言いたい事が分かった
ようだ
充「……そうですね、向こうが俺達の事を
信用してくれるかどうかともかく、こちらが
信用できそうな奴と言えば・・七原、三村
杉村、滝口、瀬戸・・女子の事はよく
わかりませんが委員長の内海と一緒にいる
連中は概ね信用できるんじゃないでしょうかね」
その言葉に桐山も納得する
桐山「そうだな、今の連中ならゲームに
乗る事はあるまい」
充もうなずき言葉を返す
充「……つまり襲撃者は他のメンバーの中に」
桐山「…………そういう事だ、おそらく
間違いは無いだろう」
充「…でも一体誰が……………」
桐山「……分からん、とにかく夕方の
彰との再会を待とう」
充「そうですね」
二人の予想は概ね正解だった、だが彼らは
知らない
信用できるメンバーの中の七原と中川典子は
闇の魔手に捕らわれている事を
………そしてもう1つ、運命の時間は
近づいていた………
????「皆ー殺し合いなんて止めてー!」
突如として響き渡る放送
桐山「!!?」
充「なんだこれは!! 呼びかけてるのか!!」
この場所からでは遠くてよく聞こえないが
殺し合いをやめてくれと呼びかけているのが
よくわかった
……だが………
桐山「……不味いぞ充、あんなに目立つ事を
したら、もし襲撃者やゲームに乗った連中が
近くにいたら危険だ」
充「はっ! クソッ なんとかならねぇのか!」
どうにもならない状況に憤りを感じる二人
………そしてあり得ない言葉が流 れる……
????「お願い! 私達の言葉を聞いて」
???「みんなで一緒に帰 「桐山ー!!」
〔ドオゥン!!!〕 キャアア!!」
………………
…………………
二
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ