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俺が魔王の息子ってマジですか!?
12話 住む場所が決まりました。
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一刀斎さんの話を了承しました。
しかし、ゆだんは禁物です。
相手は強大な悪魔、いつ襲われるかわかりません。
私は何時襲われるかわからない恐怖に怯えながら
列の一番後ろを付いて行く。



それから、葵ちゃんの家の道場で話をする事になり、一応戦力である私も
もしもの時のために一刀斎さんの後ろで参加しているのですが……。
正直な気持ち、戦いにならない事を祈ります。

「さて、悪魔の青年よ。人間界に何しに来た?」


一刀斎さんの一言で、悪魔は一刀斎さんを睨みつけます←(本当は動揺しているだけ)
こ、怖いです。


「ふむ、どうしてバレたか不思議に思っている様子じゃの。
なに、簡単な事じゃ、お主が転送玉に使った魔力を感じ取った
だけじゃ。」




「……そうか」


悪魔が一刀斎さんに一言漏らすと、凄まじい魔力が悪魔の右手に集中します。
そんな!まさかここまで桁違いなんて!!
おそらく、あの桁違いの力で私達を……。



「まあ、落ち着きなさい。こちらに戦闘の意思はない、話が聞きたいだけじゃ」



「……」



私が最悪未来を想像していると、一刀斎さんの一言で悪魔の魔力が消える。
そして……。


「誤解した、すまなかった」


「「ほう」」


「……」


冷酷で、災いを呼ぶはずの悪魔が私達に頭を下げた。

彼は本当に悪魔なのだろうか?

それとも私達を騙して、何かを企んでいるのだろうか?

一応人間界に来た目的を、話していたけど本当なのかわからない。

そして、話し合いの末、悪魔はお二人の監視下に置かれる事になった。

私も見極めよう。

彼がいい悪魔なのか?私のイメージ通りの悪魔なのかを。





こうして、私の短く、奇妙な生活が始まった。



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