第九十一話 顕現する赤
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『甘いな、戦いとは常に二手三手先を読んで行うものだ』
『ッ!?』
だが、攻撃は全くと言っていいほど通用しなかった。左腕を根元からビームトマホークで切り裂かれ、右腕をシールドで手首を弾く様に飛ばす。振り上げた両足のビームサーベルはスカートアーマー内に存在した隠し腕から取り出されたビームサーベルによって切り裂かれた。
そして、左手と両足を一瞬にして奪われたロッソイージスはそのまま反撃の隙を与えられることもなくチャージしていた胸部の拡散ビーム砲によって破壊され、エミリオもアウル同様一瞬にして散っていった。
『マーレには逃げられてしまったか。まあ行く先の予想はつく。問題はあるまい。それよりも、流石というべきか……この機体、確かナイチンゲールといったな。良い機体だ。私の要求するスペックを上回っている。あのクラウが最強のMSだと豪語するだけの事はあるか』
そう言って、議長の赤い機体――――ナイチンゲールが戦線を突き進む。ここに、ザフトの最強のMSの一機が顕現した。
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