黒蝕の陰、天廻の陽
新天地での初依頼 受注
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た。依頼に行くことが決まったのですし簡潔に僕から。
アルフレッドです。」
「アルマよ。」
「俺ダイラス!」
「…マトレガ。」
「おう!…ん?アルフレッドの名には聞き覚えがあるな。」
「ということは、貴方もハンターズギルドの出ですかね?」
「ああ、俺は王立書士官を勤めていたが…アルフレッド 君は確か五つの学部の総合学部長をやっていなかったか!?」
「ええ、そのアルフレッドですね。」
「か〜っ!何て凄い逸材に出会えたんだ今日と言う日は!
ダイラス、君のあの活躍っぷりにも開いた口が塞がらなかったんだ!
俺は何てツイてる男なんだ!」
ジャックスは両腕で力いっぱいガッツポーズをしながらアルフレッド達との出会いを喜んだ。
「え、えっと…。とりあえず遺跡平原でクンチュウ八匹の討伐ですかね?」
「おっとそうだった、喜びすぎて我を忘れていた…。依頼はそこのお嬢から受けてくれ。出発口は料理長ネコの左隣の橋だ。」
「分かりました、それでは早速!」
「頼んだぞ!」
「各々準備は済ませましたか?」
「ええ、とっくの昔にね。」
「行こうぜアル!」
「…。」
ここで各々の装備を紹介しておこう。
アルフレッドは例によってハンターズギルドより支給された三十七式対飛竜防具シリーズ。
砂漠色と雪原色、そして緑色の三つがあり、今回は三十七式緑色防具を装備している。
ハンターズギルド職員は基本的に制式装備を着用することが義務付けられており、この三十七式は研究員の中でも最上位格であるG級研究員に支給される装備である。
各部に周辺の草木と同化し、保護色化を促進させるためのツタの葉が巻かれていて、関節部や胴体は鉱石を用いた硬い素材で防護されている。
頭部もヘッドギア型になっていて、額の部分にはギルドの紋様が刻印されている。
武器も支給された六十二式対飛竜剣。こちらは潜口竜ハプルボッカの素材を主とした片手剣。
極彩色の体液を刀身に含ませることで最低限の属性攻撃力を確保した剣。
盾の部分にも潜口竜の素材を用いることで防御能力を向上させている。
「そういえば料理長ネコに挨拶はいいのか?アル」
「忘れるところだった。」
ダイラスが着ているのはもちろんアルカディアGシリーズ。
幻龍ノストレイジの素材を使った古龍防具、全体を黒色の加工素材で覆っていて特に急所と要される場所に関してのみ幻龍の素材を使っている。これは幻龍の素材に着用者に幻を見せるという謂れがあるためである。その他ブレス攻撃に対抗するため、肩部分に少し出っ張った金属の装甲板の様なものが溶接されている。
武器はあのダレンモーランを一撃で葬ったハンマー、フラストレーション。
白色の
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