第漆話
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ならなかったけど、拷問用に治安維持部が採用したんだ。もっとも使うのはコレが初めてだし、ココまで効き目があるなんて思わなかったけどな。」
拷問用と言うからには、何か特殊な効果があるのだが、今のベルベルには自分のヘソの気持ち良さ以外にモノを考えることなど出来なかった。
しばらくすると、ヘソが奥底から痒くなってきた。
ヘソがムズムズする。ジンジンとする。脈を打っている様子まで分かった。
「ううぅぅぅぅぅ……ん…!くうはあぁぁぁぁ……!いいぃぃぃぃ……!」
ベルベルは、ハッキリとした言葉にする事が出来なかった。
気持ち悪いのか、気持ち良いのか、痒いのか、くすぐったいのか、感触から判断することが出来ないのだ。
しかし、ココにきてヘソが痒くなったコトだけはベルベルにもハッキリと判り、腰を、腹をモジモジと揺すりはじめた。
それは第三者の謎の男が見ても理解できる反応だった。
「ヴァ゛ッハハハハハハハハハハ!そろそろ第2段階に入ったようだな!」
「だ…、第2…?っつうぅぅぅぅぅぅ……!」
「気にしないでいい!別に知る必要はない。どのみち自分でこれから体験するんだからな……。」
謎の男はベルベルの反問をはねつけた。
すると突然、ベルベルは身体をガクガクさせ、悶え、叫び始めた。
「いやあぁぁ!かっ…痒いっ!いっ痛いぃぃ!きゃあぁぁ!やめてえぇぇ!おヘソ…、おヘソがあぁぁぁ!」
依然としてベルベルのヘソはアームで左右に広げられたままだ。
その中では謎の男が開発した生物が不気味に蠢いている。
ベルベルのヘソを痒くさせ、痛いとまで口にさせた原因は、もちろん、ヘソの窪みにいる生物が原因である。
つまり、生物がヘソの中を動くたびに体液が体外に分泌され、それがベルベルのヘソの肉にに影響を及ぼすのだ。
生物が動いているという感触だけでも気持ち悪いのに、今度は掻痒感覚まで与えたのだ。
さらに悪いことに、その生物がベルベルのヘソの奥の肉に噛みついてしまった。
小さい虫と思っても、その噛む力は相当な威力を発揮し、結果ベルベルのヘソに激痛が走ったのである。
「ふあああぁぁぁぁぁぁ……!い…痛……!…っつうぅぅぅぅ……!」
ベルベルは身体中を汗ビッショリにして悶え苦しんだ。
その様を眺めていた謎の男は、
「痒いか?痛いか?どっちか?ホントはおヘソが気持ち良くなったんじゃないのか?」
笑い声をさら高くさせてベルベルを罵った。
「いっ……き…気持ち…良くなんか…!くかあぁぁぁ!」
ベルベルはおなかに力を入れようとしたが、沸き上がる掻痒感、痛感に耐えきれず、おなかに力を入れることが出来なかった。
こうして20分もの間ベルベルは無抵抗のまま、不思議なヘソの感覚に悩まされていた。
「さぁ……、そろそろイイかな」
謎の男はコン
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