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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos12終宴〜Curtain fall of The Desperado Party〜
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ガーダーの魔法がアダマンタイトとペガスを貫いたぁぁ!――と思えば、即座にリンカーコアを抜いた!』
手に入れるべきモノは入手した。アダマンタイトは自ら潰しに行く必要性は無く、命拾いしたことで呆けているサーペイヤーもまた放置で良いだろう。
『ここでガーダーが先頭に立った! このまま1位通過で最終翔者であるランサーと交代すれば、優勝は確実ぅぅ!』
我はルシリオンの待つ最終シフトゾーンへと翔ける。が、『なんと! アダマンタイトが復活! サーペイヤーもビビりながらも飛行を再開!』そう上手く事が進むわけもなく。しかも最悪なことにアダマンタイトはサーペイヤーではなく我に標的を絞ったようだ。高速で我へと一直線に翔けて来る。飛行速度の序列ではアダマンタイト、我、サーペイヤーの順だ。
「仕方あるまい。貴様は先に行くといい。そして願うなら、もうこのような場所に来ず、悪道に堕ちようとは考えないでくれ。貴様らの未来に、悪業は要らぬだろう」
「ガーダー・・・。っ・・・!」
サーペイヤーを先に行かせ、我はアダマンタイトと決着をつけるべく飛行速度を遅らせる。速度で勝っているアダマンタイトが一気に詰め寄って来た。振るわれる鉄拳は我の顔面を正確に射抜く軌道。ならばこちらは首を横に反らし避け、カウンターの一撃を振るう。奴の腕を上から押さえるように繰り出した我の一撃は精確に顔面を打ち抜いた。が、「ぅぐ・・・!」右拳に伝わる衝撃。思わず距離を取る。
「硬い・・・!」
今まで相手にしてきた何者よりも硬い体。痛む右拳を一度見、アダマンタイトの繰り出されてきた腕の振り払いを屈むことで避け、立ち上がりの勢いを利用した掌底を下顎に打ち込む。だが奴は通用しないとでも言うように反り返ることもなく、我の腕を取ったかと思えば大きく振り回し、「ぐお・・・!」足元にある尖塔の1本へと叩き付けた。
仰向けに倒れる我へと向かって急降下してくるアダマンタイト。あの怪力での踏みつけは即死に繋がる。鈍い体を押してすぐさまその場より離れる。直後、奴は我の居たところへ落下、尖塔をへし折ってそのまま峡谷の底へと消えていった。しかしすぐさま足元の尖塔を破壊しながら戻って来たが、我に背中を向けた状態だったため、鋼の軛で再度貫く。
(魔法は通用するのだな。ならば!)
腕力のみで自身を貫く軛を破壊し、突進して来たアダマンタイトを横に半身ズラしてかわし、突き立つ尖塔を足場に反転して来た奴へ向けて再度「鋼の軛!」を発動、今度は非殺傷設定という制限を払った状態で、だ。物理破壊設定された鋼の軛は攻撃としても利用できる。奴の四肢を寸断し、最後に頭部と胴体を切り離す。
『アダマンタイト撃破! ガーダーの圧倒的勝利! 主任さーん? 泡吹いてませんかー?』
では行こうか。我らパラディー
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