暁 〜小説投稿サイト〜
東方夢想録
博麗神社 編
博麗霊夢ルート
第7話 星花とルーミア
[1/2]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
オレはあの後星花を連れて.......(以下略)


現在午前10時
霊夢は外出中、寝てはいないが布団の上で横になっている
さっきから星花が上に乗っかってくるのは気にしないでおこう
そこまで重く無いしな、少し苦しいがね

上に乗る星花が炬燵(こたつ)を指差す
いや、炬燵の上にある煎餅を指差す

「なんだ? 食べたいのか?」

星花「んっ!!」

星花はコクンと頷く

早いうちに喋れるようにしてあげなきゃな
どうやって教えたらいいのやら...?
でもまぁ言葉は知っているみたいだし、簡単かな

「お腹空いたのか?」

星花「ん!! ん!!」

んん言われてもねぇ〜 アハハ

「そう言う時は『うん』とか『はい』って言うんだよ?」

星花「うん?」

「うん」

星花「うん!!! うん♪ うん!? うん?」

「うん」

あれ?なんかさっきの、ルーミアも言ってなかったか...?
そういや、ルーミアは元気にしてるかな(昨日元気だったけど)
いつでも来いよって言ったしそのうち来るかな

?「美味しいねぇ〜!!」

星花「うん!!」

は?美味しいねぇ〜? 星花じゃないな、誰だ?

?「カレーも美味しいんだよ〜?」

星花「うん?」

カレー? あぁ、そうかそうか

「こんにちは、ルーミア」

ルーミア「お兄さんこんにちは〜♪」

そう、星花と話をしていたのはルーミア
ルーミアは星花と一緒に煎餅を食べていた

ルーミアと星花は一見仲良しに見える
だが、一つ見方を変えると...

ルーミア「お兄さん大好きっ♪」

ルーミアは無造作にオレに抱きつく
それを見た星花は、う〜 と(うな)り、ルーミアを睨む
そして、ルーミアを退かすようにオレに抱きつく

星花「せぇ...かの......お兄さん!!」

話を戻すが、見方を変えるとこうなる
単刀直入に言えば、オレの取り合いになる

ルーミア「ルーミアのお兄さんだもぉ〜ん!!!」

星花「....星花の....お兄...しゃま」

「なっ!? 星花今なんて!?」

星花「お兄しゃま♪」

ルーミア「ズルいよぉ〜」

星花は、エッヘン と言いたげな表情でルーミアを見る
いわゆるどや顔だ

ルーミア「そうだ!! お兄さんの約束守ったよ!!! 言われてから人を食べてないよ!!!!!」

「そうかそうか、偉いぞ」

無意識にルーミアの頭を撫でる
先ほどまでと立場が逆になった

そんな事はどうでもいいのさ(良くはないけど)
とにかく今ヤバいことは

「ルーミア、星花、煎餅もう無くなっちゃったよ... 食べ過ぎ」

結果を言えば、このままだと
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ