第三章
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う悪魔いるかよ」
「アフリカ系のラッパーの外見だしな」
「悪魔だって姿が変わるんだよ」
こう言って口に噛んだままだったチョコレートをむしゃむしゃと食べはじめる、キャンディーの次はそれであった。
「時代によって、国によってな」
「あの角のある悪魔じゃないのかよ」
「でかいフォーク持ってるな」
少年達は醒めた目で悪魔に中世からのイメージで言う。
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