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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
現れた偽物ー裏話ー
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加味蛾side
「待ってろよ!俺の嫁達!」
「うるせぇ黙れ!俺の嫁達だ!」
俺は今闇の欠片事件における俺の偽物と戦っている。
こいつは俺の嫁達を奪うために現れ、最強のオリ主である俺を潰そうと企んでいるようだが
残念だったな!俺を選んだことを後悔させてやるぜ!
「トレース・オン!」
俺の後ろから様々な武器が現れ偽物に向かって射出されていく。
「ちぃ!テメエも転生者か!
トレース・オン!はああっ!」
偽物もまた、剣群を飛ばしてきた。
俺と奴の間で剣達の衝突が繰り広げられ、
ぶつかったそばから下にに落ちていく。
落ちていった武器は消えていき、地面につく頃には跡形もなかった。
「くそ!真似してンじゃねぇぞモブがぁ!」
「テメェこそ調子にのってんじゃねぇぞモブ!」
今度は接戦になり、投影した干奨・莫耶で斬り合った。
「そいつはオリ主である俺が使うに相応しいんだ!
テメェみたいなモブが使ってんじゃねぇ!」
「お前のは模造品だろうが!
俺のやつこそが本物だ!」
余りにも低レベルで同レベルな戦いは最早戦いとは言えず
ただの喧嘩にしかみえなかった。
おまけに……
「「ブロークン・ファンタズム!!」」
"ズドォォン!"
回りにある建造物を尽く破壊していく。
「「うおぉぉぉ!!」」
この低レベルな戦いはユウジ達が解決するまで続いた。
麗花side
私は今闇の欠片から生まれた私の偽物と対峙している。
「貴女は何を望んでいるの?
力?逆ハーレム?復讐?
どれもこれも詰まらない物ね」
私の分身は言う。
今私が手を回している件が詰まらなく、
意味の無いものである、と。
「貴女は所詮私の偽物。
そんな貴女に言われること事態に聞く耳は持たないわね」
そんな惑わしには屈しない。
私には野望がある。
それが不幸や絶望を招いたとしてもそれは
私が望んだ事の顛末であり、結果なのだから!
「貴女が何をするにも勝手でしょうけど、
貴女にはこの件を達成することは出来ないわ。
何故なら私が阻止するから……」
「やってみなさいよ……
やれるものならね!」
「具現せよ!琥珀の細剣!」
偽物は私の能力を使えるみたいね…けど貴女は私。
私が創るものなら弱点だって知っているわ!
「具現!風化の盾!」
私の回りに3つの盾が現れ、私を護るように飛び回る。
偽物が繰り出した素早い突きは確実に盾に阻まれて風化し折れる。
「なっ!?」
「貰ったわ…具現!スターライトブレイカー!」
私は近距離で偽物に掌を向け、高町
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