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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
現れた偽物
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「最後はお前だな」

「くっ……さっきからイカサマばかりしおって!
こんなもの無効だ!我が家臣を返せ!」

「やれやれ、先程言っていた王の務めってのはどこに行ったんだ?」

「揚げ足を……」

「いやぁ?まさか王様が一度言ったことを曲げるとか有り得ないよねぇ?
だって王様なんだもんねぇ?
しかもゲームだしねぇ?罰ゲームありの。
まさか逃げ足すとか……いやいや、まさかねぇ?
王様に限って、無いよねぇ?」

「く、黒い…」

「まるで悪役のようだ…」

「あの方に交渉を持ちかければその大半は
持ちかけた側の号泣に終わっていたのを記憶しています」

「自殺を謀った奴も居たな」

「鬱になって部屋に閉じ籠った奴もいたぞ」

「私も料理について何度論破されたか……」

「……これって腹黒いとか以前の問題なんじゃ?」

「「「「腹黒いですめばましだろう(ですね)(だな)」」」」

聞こえてるんだがな……

「なっ!?我が逃げる?有り得ん!
こうなったら我が直々に相手してやるわ!
種目はなんだ!さぁ!公表してみせい!」

「では発表しまぁす!
それは……………………これだぁ!」

バーン!と、取り出したのはp○3。
どこから出したのかは秘密だ。

「ほう?我にそれを持ち出すとは…正気か?」

お?どうやら自信が有りまくるようだ。

「ゲームは格闘型対戦ゲーム!
題名はガンチャム!vsnextだ!
形式は3本勝負!一本毎に機体を変えるもよし、そのままでいくのも良しだ!
最後までやるから安心しろ?」

『はやて、どう?』

『問題ないで?あれは結構やり込んだからな…そこらの人には
負けん自信があるで?』

『そ、そうなんだ……』

『ところで……やな、蒼也ん?』

『ん?どうしたの?』

『その…これが無事解決したら……その、
明日うちとデー…出掛けへん!?』

『えぇ!?あー、えと……』

『だ、ダメかな……』

『いやいや!大丈夫!分かった、明日ね!』

『ホンマか!ならうちかんばるで!』

『ははは……』

………何を話しとるんだコイツらは……まぁいい、
ここで蒼也に貰った情報はディアーチェは特に良く分からないから
八神の得意分野でやらせようと言うことだ。
てか、情報というより提案だな。

「では始めよう!」

デデデッデデ〜デ〜デ〜〜ン♪










「ぐぬぬぬぅ………」

「ふはははは!明日の喜びを控えた私に
敗北の二文字は無いわ!」

2勝0敗。
八神が圧倒的と言うより無双していた。

「おのれ小烏が……」

「何や王様、言い訳かいな?
見苦しい
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