暁 〜小説投稿サイト〜
鉄槌と清風
48部分:47:ファーストアラート
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
 「俺は良いぞ、ヘリだよな、上に向かうわ」

 「あたしはどうするんだ?」

 『ヴィータは隊舎で待機や、他に何か起こった時手が足らんと困るからな』

 「あいよ…んじゃ、きっちりぶっ潰して来いよ良彦」

 「あいあい、お前の分まで、だろ」

 「とーぜん、判ってんじゃねーか」

 こつんと拳をぶつけ合い、良彦は屋上へ、ヴィータは指揮室へ走る。




 武装ヘリに乗り込んだのは、良彦、なのは、リインフォースツヴァイ、スバル、ティアナ、エリオ、キャロ、フリード、操縦はヴァイス陸曹だ。
 新人が椅子に座っている中、なのはと良彦はたったままで、作戦概要を説明している。

 「車両は完全にガジェットドローンに乗っ取られて暴走してるです、前後から乗り込んでガジェットドローンを殲滅、制御を取り戻すの事と、レリックの確保が任務になるですよ」

 「そうすっと、スターズとライトニングで前後か?」

 「そうだね、私が」

 なのはが言おうとした瞬間

 『報告、上空にガジェット反応、新型の航空型、多数です』

 それを聞いてなのはが

 「私とフェイト隊長で、空を抑えるよ、だから車両の方はツヴァイとよしくん、援護してあげて」

 「はいです」

 「あいよ、つか又呼び方」

 「あ、ごめん…でもいいよね、今他の隊員居ないし、それじゃお願いね」

 そんな中、キャロが緊張からか身を硬くしているのが目に入る。
 チラッとなのはをみれば、キャロに近づき手を掴んで、小さな声で何かを囁くと安心したのか身体から無駄な力が抜ける。

 「それじゃ、ヴァイス君、お願い」

 「あい、たのんますよ、なのはさん」

 後部ハッチが開き、なのはが空に身を躍らせる。
 一瞬桃色の光りに包まれ、バリアジャケットに身を包み、高速で飛行していく。

 「さて、そろそろ現場上空っすよ、いいすか、良彦さん」

 「あいよ、後方からスターズとツヴァイ、前方からライトニングと俺でいいか」

 「はいです、先に付いた方がレリックの保護を、ガジェットを潰せば制御取り戻すのは私がやるですよ」

 「おし、んじゃそういう感じで、行くぞ」

 「「「「了解」」」」


 ツヴァイが空中で白い光りに包まれ騎士甲冑…白のジャケットにスカート、はやての騎士甲冑に似ている…姿を変える
 簡単な打ち合わせの後、4人が声を合わせる。

 「さて、無事に後方の効果地点到着、スターズの二人、さくっといってくんな」

 ヴァイスの声が響き

 「了解、いこティア」

 「判ってる、スターズ04、ティアナ・ランスター」

 「スターズ03、スバル・ナカジマ」

 「「いきます」」

 空へ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ