第三話 〜VSまつろわぬ神〜修正
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
らない・・(ガン)・・・ほぅ?小僧・・・よほどその命欲しくないようだな・・・」
神の言葉をさえぎり袈裟斬りを敢行するが何か堅いものをなぐった感触がつたわってきた。
「・・・恵那ちゃんが言うとおりだということはわかってる。・・・だけど・・・この刀に込めた想いまで否定されるのは我慢ならん!このままこの事をなかったことにするのは遅すぎる!俺はお前を倒しこの刀をかんせ(トン)・・・え?」
「えーくん!」
悲痛な恵那ちゃんの声が聞こえた。よくみると身体を何かが貫いていた。その先をみると
「・・・貴様の御託など聴きたくもないわ。さっさと死ね」
淡々とした言葉をつぶやき(ヌチャ)貫いていた物・・・真っ黒な刀を抜き血を払っていた。
俺はそのまま倒れた。
「えー・・・!・・・・!」
恵那ちゃんが涙をながしながら俺を揺するのがわかった・・・。笑っててほしいのに・・・そんな顔をしてほしくない・・・
ーこのままでいいのか・・・?ー
こんな時確か父さんがいっていたことがあったな・・・・
ーいいか?今からいうのは邪法に近いー
ーこれは自分の命を代償にする鍛造法だー
たしか・・・・魔剣鍛造・・・
・・・もう俺の命も燃え尽きそうだし・・・やるか・・・
そう思いなんとか立ち上がる。神がいるほうをみると俺が造っていた刀のそばにいた
「・・・まち・・・やがれ・・」
神がこちらを振り向き
「・・・ほぅ?まだ死なんか・・・そこからなにをみせてくれる?」
その余裕面をすぐに殺してやるよ・・・。恵那ちゃんのほうをみると涙で顔がくしゃくしゃになっていた。その顔をみて苦笑して
「・・・すぐに終わるから・・・待っていてね・・・」
それだけ声をかけ神の方を見て
「・・・俺が死ぬのはてめえを殺してからだ・・・魔剣・・・鍛造」
つぶやくと俺は自分の血を前に飛ばした。するとそこから魔法陣らしきものが出現し中央で炎が燃えていた。それをみた神は
「ま・まさかそれは・・・」
今きづいても遅い
「・・・水減し、小割、選別、積み重ね、鍛錬、折り返し、折り返し、折り返し、折り返し、折り返し、折り返し、心鉄成形、皮鉄成形、造り込み、素延べ、鋒造り、火造り、荒仕上げ、土置き、赤め、焼き入れ、鍛冶押し、下地研ぎ、備水砥、改正砥、中名倉砥、細名倉砥、内曇地砥、仕上げ研ぎ、砕き地艶、拭い、刃取り、磨き、帽子なるめ、柄・・・収め」
全ての工程を終えその剣を引き抜いた。そこに現れたのは魔剣・・・。それは人を魅了し神をも屠る刀があった。
「・・・お前を・・・殺す・・・」
つぶやきそのまま走り神に近づく
「おのれぇ!こんな小僧ごときにいい!
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ