到来〜
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滅したとか」
「(・・・なんだよ、それ)」
「(推測ですが、エルドラントの周囲の第七音素同士で超振動が発生したのだと思われます)」
その話はルークの頭を悩ませる。
「さっぱり意味がわかんねぇ・・・」
「つまり、レプリカ大地が誕生すると、超振動が起きて被験者の大地が消滅してしまうのよ」
「じゃあ止めないと大変なことになるじゃないか!」
「レプリカ大地を作っているフォミクリー装置はどこにあると思う?」
「エルドラントでしょうね。大地の情報を抜き取るには相当の時間がかかります。今ならまだ食い止められる」
「貴公らに任せていいか?我々には空を飛ぶ術がない」
「もちろん、やれるだけのことを致しますわ」
「地上の警戒はマルクト軍で行おう」
「我がキムラスカも協力致します」
そして、タイミング的にもちょうどいいので、預言のことを話す・・・預言会議について説明する。
「・・・よし、承知した。何時でも日程を空けよう。場所はダアトで構わないのか?」
「はい。それがいいと思います」
「インゴベルト陛下は事情をご存知だから、次はテオドーロさんに確認だな」
「ええ。ユリアシティに行きましょう」
外に出ると・・・
「ここにいたのか・・・」
「ラルゴ・・・!!」
「ようやくのご登場ですのね。会いたくはありませんでしたけれど」
「ははは。そういやなことを言うな。アリエッタはチーグルの森でお前達を待つそうだ」
「アリエッタ・・・本気で決闘する気なんだね」
「僕たちの森で戦うですの?」
「どうして・・・」
「・・・ライガクイーン」
俺はポツリと呟いた。
「そうだ。あの森はアリエッタの母親が亡くなった場所だからな」
「立会人はあんただったよね」
「アリエッタが負けたら、次はあなたが相手という訳ですか」
「俺は立会人の仕事しかせんよ」
・・・ラルゴは不敵な笑みを浮かべる。
「それにアリエッタが負けるとは思っていないのでな」
そう言ってラルゴは去っていく。
「・・・よーし。じゃあアリエッタの奴に引導を渡すか」
「アニス・・・無理、してるんじゃないか?」
「そうだぜ。大丈夫か?」
俺とルークの言葉にアニスは返してくる。
「・・・サキはともかく、ルークは他の人に気を使った方がいいんじゃないの?」
「誰に?ナタリアか?」
「この間から、すっごい傷つけてるの気づいてないんだ」
「そういうとこは成長してないからな」
「なんだよ、はっきり言えよ!」
「その内にな」
・・・俺達はチーグルの森へ向かう。
『咲さん・・・いいんスか?』
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