十七 駆け引き
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舞い上がってしまい、今の今まで行き先すら聞いていなかったのだ。
里外へと続く道。目的地までの最短経路を頭の中で割り出しながら、ナルトは君麻呂に目を向ける。
旭光を仰ぎつつ、彼は率直に一言返した。
「神農に会いに行く」
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