第21話 入学式 前編
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決してロリコンではない。
「そういえばアリスの2人の姉は帰ってこなかったわね」
第4王女、第5王女は、第1王女たちの屋敷に泊まったままこちらには帰ってこなかった。
帰ってこない原因は多分……
気にすることないか、
別に俺が護衛するわけでもないし。
アリスを見ると先程は制服をきて嬉しそうにしていたのだが、姉2人が自分のせいで帰ってこないかもと思っているのか元気がない。
「そのうち帰ってくるんじゃないか、だから気にするな」
アリスを元気づけるため俺は優しく頭をなでた。
屋敷入口から1人の老紳士が入ってきた。
彼はこの屋敷の執事でセバスチャンだ。
誰の専属でもなくこの屋敷の執事なのである程度俺たちもサポートしてくれる。
「イチジョウ大尉、馬車の準備ができました」
「じゃあシヴァ行ってくる」
「はい、いってらっしゃいませ。イフリート、綺羅様やアリス姫に迷惑がかからないように」
「あたいが迷惑かけるわけないだろう」
「「「……」」」
「何よ、綺羅やアリスまで」
「イフリート剣に」
「はいはい……我を求める主人の為、我は最強の剣となろう」
イフリートは人型から魔人剣(炎の片手剣)に変わり俺はその剣を腰の鞘に収めた。
「よし行くぞアリス」
「うん!」
俺たちはセバスチャン御者する馬車で入学式がある武術武道館に向けて出発した。
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