暁 〜小説投稿サイト〜
碁神
期末後の朗報。
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れるじゃないか。
Mituru:……チッ
Si-Na:舌打ちすんなww やっぱそれが狙いか!ww
Mituru:冗談だ。 この間反省したって言っただろう? それに、もう必要無いかもしれないしな。
Si-Na:ん? 何が?
Mituru:いや、こっちの話だ。 それじゃあ明日早くから仕事入ってるからもう落ちるな。
Si-Na:おー。 土曜日まで大変だな。 お疲れ!
Mituru:ああ。 またな。

《 announce:Mituruさんが退室しました。 》

さて、俺は明日休みだし、もう少し打とうかな。
香坂美鶴は俺とも打ってくれるだろうか。 でも子ども達の前で負けるのは何となく嫌だなぁ。
個人的にってなるとお金も掛かるだろうし、難しいだろうな。
タイトルホルダーに指導碁頼むとか、一体いくら掛かることやら。
あ、でも結構貯まってるし案外いけるかも。

そんなことを考えながら、次の対局者を選び、碁を打つ。

――この日が今年最後の平穏な金曜日となることを俺はまだ知らない。
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