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魔法超特急リリカルヒカリアン
無印編
第三話
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ゃ・・・」

「ち、違う!これはその・・・ただ探し物をしていただけだ!!」

「探し物?」

「そう!探し物だ!!」

半ばヤケクソぎみにそう言うと、ブラッチャー達は温泉の方に走って行ってしまった。

「これは、かなり怪しいな。」

そんな彼らを見てひかり隊長が呟いた。




その頃、温泉に入ったブラッチャー達はと言うと・・・

「ふう、まさかこんな所にヒカリアンが居るとはな。」

「バレたら邪魔されるかもしれませんよね。」

「そうなったら大変だね〜。」

温泉につかりながらのぞみ達の事について話していた。

「だが、もうジュエルシードは見つかっている。夜中のうちにこっそりと回収してしまえば後はこっちの物だ!さあ、今夜は張り切って行くぞ!!」

「「ブラッチャー!!!」」

しかし、直ぐに気を撮り直してジュエルシード回収に意気込むのであった。

「うっせーぞ、そこ!!!」

「「「あ、ごめんなさい。」」」





そして夜。のぞみ達は自分の部屋で眠っていた。その時、何処からかノックの音がする。

「う〜ん・・・誰?」

その音で目覚めたのぞみが目をこすりながら布団から起きる。すると、なんとその音は入り口のドアではなく、窓からしていた。恐る恐る窓を開けるのぞみ。そこに居たのは・・・

「ラピートじゃないか!?こんな時間にどうしたんだ?」

忍者ヒカリアンのラピートであった。

「あれを。」

すると、ラピートは森の方を指差す。その先では何と、青い光が天に向かって昇っていた。

「何だあれ!?」

「拙者にも分からん。だが、何やら良からぬ気配がする。」

驚くのぞみに対しそう説明するラピート。

「そうだ!ひかり隊長!テツユキ君!ミナヨちゃん!」

我に返ったのぞみは仲間達を起こし、光っている場所に向かったのであった。



続く


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