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ドリトル先生学校に行く
第一幕 充実している学園その十一
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では同じ関西でも神戸とは全く違う気候ですか」
「そうです」
「では神戸と大阪も」
「大阪は暑いですよ」
 このこともお話されました。
「神戸と比べると」
「そうなのですか」
「神戸は前に海、後ろに山がありますね」
「はい」
「それでその間の狭い場所に街があって」
 そしてだというのです。
「しかも山から風が下りて冬も厳しい寒さなんです」
「しかし夏はですね」
「そうです、涼しいんです」
 それが神戸の気候だというのです。
「大阪よりも」
「そして京都の夏よりもですね」
「そのことはご存知でいて下さいね」
「わかりました、日本はその地域ごとで様々な気候があるのですね」
「そうです、イギリスのことはよく知りませんが」
「イギリスよりも様々ですね」
 先生はイギリスの地域やそれぞれの気候のことを思い出しつつ学生さんに答えました。
「街ごとに気候が変わるということは」
「ないですか」
「そうです、ないです」
 そlこまではというのです。
「これでは同じ県であっても違っていそうですね」
「兵庫県もそうですよ」
 先生達が今いる神戸市がある兵庫県もだというのです。
「日本海側や中央の山の中もありますけれど」
「それぞれで、ですね」
「違いますから」
「成程、そのことを学ぶことも楽しそうですね」
 先生はにこりと笑って言いました、目をきらきらとさせてのその笑顔はまるで子供の様に素直で明るいものです。
「ではこれから」
「日本のことをですか」
「日本の様々なことを」
「はい、学んでいきます」
 学者としtえそうしようと言う先生でした、先生は学生さん達と早速打ち解けると共に日本への興味をさらに深くさせたのでした。
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