番外その一
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ら送ってやるよ」
「はぁ!?」
「じゃあな」
オレが一歩後ろに下がるとオーロラがディケイドを飲み込もうと広がってきた。
「ちょっとま」
何か言いたそうだったがこれ以上この世界にいられると世界が壊れそうになるのでスカルマグナムを数発叩き込む。
オーロラはディケイドを飲み込むと消えてしまった。
『すまなかったのう。数年前からこの世界が安定しなくなっておる。今後も渡り人が現れぬやもしれぬ』
不意に大きな気配が現れ、同時に念話が届いた。
『上位神か、この世界が滅びないなら別に構わないさ』
『できれば今後も渡り人が現れ次第保護してやって欲しい』
『了解。送り返すのはそっちでやってくれよ。さすがに世界の特定なんてまだ出来ないからな』
『分かっておる。だが何れは出来るようになってもらうぞ』
『......ああ』
『ではな』
念話が切れると同時に気配も消え去った。
「......気付かれてはないみたいだが、あとどれだけ時間が残っているやら」
もし間に合わなかったら
嫌な予想を振り払う。
疲れてきているのかもしれない。
キティの元に帰ろう。いつまでも一緒にいる為に。今は少しだけ休もう。
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