番外その一
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「えっ!?」
「大丈夫だ……たぶん」
「ちょっと」
「使い方は分かるな。だったら大丈夫だ。後、お前はどこの世界から来た」
「ネギま!だけど」
「ライダーの姿でも魔法は使える。余裕だろ」
「だけど今手元に媒体がないんだ」
「ならこいつを使え」
自分が嵌めている指輪を外してジークフリートに投げ渡す。
「お前は良いのかよ」
「問題ない。オレにはこいつがある」
ロストドライバーとスカルメモリを見せる。忘れずに帽子もだ。
「まあ、最初は一人でやってみろ。ヤバそうだったら助けてやるから」
side out
side 塚本
今までは運のない人生だった。しかしこれからの僕は違う。何せ神にチート能力を貰ってネギま!の世界に来れたのだから。とりあえずは能力の確認を。
突如銃声と火花が近くで飛び散った。
「誰だ」
「意外と扱いにくいな」
声がした方を向くと、そこにはマゼンタ色とバーコードの様な顔が特徴の仮面ライダー、ディケイドがライドブッカーをこちらに向けていた。
「何でここにディケイドがいるんだよ」
「それを教える義理はねえな。いくぞ」
ディケイドはライドブッカーをガンモードからソードモードに変えて切り掛かってきた。やばい、いきなりチート能力その1絶対遵守のギアスが効かねえ。ネギの代わりに魔法世界を救う為の知識を得る為にもらった地球の本棚も無駄。魔法、詠唱が分からない。気、どうやるんだ。ていうかなんでSSの転生者って最初から知ってるのが多いんだろう?
あれ、もしかして詰んだ。
いやそんな事はない。僕にはこれが在った。
「シンクロ召還。スターダストドラゴン」
僕の最後のチート能力。モンスター召還だ。たまたまデッキケースから抜いていたスターダストを召還したんだけどこれはすごい。
「行け、スターダス『SKULL! MAXIMUM DRIVE!!』へっ?」
いきなり飛び出してきた黒い影がスターダストドラゴンに飛びかかり一発の蹴りで粉砕してしまった。
「周りの事も魔法の秘匿の事も忘れてあの様な行為に走るとは全く持って救えん」
スターダストドラゴンを蹴り殺した影は僕の前に降り立ってそう言い放った。
「なんでスカルまでいるんだ。ここはネギま!の世界のはずだろう」
「少し違うな。ここは漫画の魔法先生ネギま!に酷似した世界だ。それと同時にお前の様な神の暇つぶしの為に産まれてきた転生者を狩る為の世界でもある」
「あっ、そうなんだ。じゃあ、俺って」
「狩りの対象外だ。それとこいつはお前が倒せ。ついでにおまけだ
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