第二十六話
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話に出てきてもおかしくないだろう。
「貴様、高畑先生から離れろ」
「咸化法の練りは以前よりも上がってはいるな。よし、ラカン2級をやろう」
「いや、なんでそこでラカン2級なんですか」
「人の話を「何、なんとなくだ」
「いや、なんとなくは酷いですよ」
「はっはっはっ気にするなタカミチ、老けるぞ」
「大きなお世話です」
先程から無視されている魔法先生達が詠唱を開始する。
同時に一番小さい子供以外が瞬動で詠唱を開始している魔法先生達に蹴りをかました。
そしてそのまま意識を刈り取り拘束する。
あんな小さい子が瞬動を使いこなしているって!?ネギよりも小さいのに!?
しかも近くで見て分かったけど、黒髪の子は木乃香で烏族の服を着てるのは眼と髪の色が違うけど刹那だ。一番小さい子を抱えているのはエヴァだし、じゃあエヴァに似ている子と抱えているのはまさかタカミチを踏みつけている男との子供なのか!?いや、それよりあの身体で子供が作れるのか。
「近衛近衛門、これは宣戦布告と受け取っていいのか」
「フォッ、それはちょっと勘弁してもらえぬかの。そちらにも非はある事じゃし」
「どこがだ、旧友を暖めている所にいきなり魔法攻撃されそうになったんだぞ。どこに非がある」
「ほれ、高畑君が踏まれておる訳じゃし」
「何を巫山戯た事を言っている。これが普通だとタカミチから聞いているだろう」
「いたたたた、ちょっと強く踏まないでください。そもそも僕はレイトさんがここに来る事を聞いてませんから」
「オレは事前に通達しておいたはずだ。オレに対しての注意事項は全てタカミチに聞けと。それを行わなかった貴様が悪い」
「それでも西との戦争は勘弁してもらえぬかのう」
「西との戦争?何を勘違いしてやがる糞ジジイ、元老院のジジイ共の様にしてやろうか」
「どういう意味じゃ」
「オレの立場はアリアドネー戦乙女騎士団団長兼教授なんだぞ。そして貴様らの所属はMM。ここまで言えば分かるよな。お前らはアリアドネーにケンカを売ったんだよ」
「そ、それは」
アリアドネー戦乙女騎士団ってあれだよな。夕映が所属する事になるアレだよな。あの錬度が低い。そんなに恐れる事なのか。
「言い訳はできんぞ。覚悟しておけ」
「待ってくれ。なんとか許しては貰えんだろうか」
「......なら近衛近衛門。今、オレに攻撃しようとしていた奴らをお前の手で殺せ」
そう言ってレイトと呼ばれる男が影からナイフを取り出し学園長の足下に投げた。
「ほら、とっととそのナイフで殺せ。そうすればさっきの事は無かった事にしてやるよ。時間制限は5分だ。ああ、孫に人が死ぬ所
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