暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Memento mori.〜Asmodeus〜
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て」
くだらない話なら即叩っ斬る。
「3rd・テスタメント。僕はあなたと戦うつもりはありません。何故なら僕たちペッカートゥムの目的は、あなた達テスタメントと戦うことではないので」
「・・・・・・・・・・・・・はい?」
今なんて言った? ベルゼブブのヤツ。え?
界律の守護神
(
わたしたち
)
との戦いが目的じゃない? いやいやいや・・・メチャクチャ襲われたりしてんだけど実際。しかも私とルシル、一度死にかけたし・・・マジで。
「あぁ、お気持ちはお察しします。全ては
許されざる暴食
(
ボク
)
のミスですね。つい数時間前に生まれたばかりの所為で、他の罪たちの独断行動を許してしまった。あぁ、これは言い訳ですね。いけませんね。あぁ、いけません」
生まれたばかり? 独断行動? それに今まで戦ってきたヤツらは独断で戦いを望んだってこと・・・?
「それが本当ならお前たちの目的は? それを聞かせてもらう。まぁ聞いたところで斃すことには変わらないけどね」
「
大罪
(
ボクたち
)
の目的は言えませんね。ただ、
許されざる傲慢
(
ルシファー
)
の目的は言いましょう。彼は全てを裏切り、分裂体を害し、“力”だけを奪い取り、自己の“
傲慢
(
がいねん
)
”を強化していっています。そして
界律の守護神
(
あなたたち
)
二柱を取り込んだその先――」
そこまで聴いたところでもすでにぶっ飛んだないように目眩すら覚える。
「ルシファーという個を残したままでその存在を昇華、
霊長の審判者
(
ボクたち
)
の空席に座する。それが彼の目的です。すでに僕とレヴィヤタン以外は取り込まれてしまっている状態。僕は裏切り者であるルシファーを抹消するためだけに来たんです。彼の目的は、本来の僕たちの目的の邪魔となるので・・・」
つまりベルゼブブの目的は、“ペッカートゥム”本来の目的の邪魔者になっちゃったルシファーを斃す、ということか。ふ〜ん・・・・まっ、どの道ベルゼブブを殺ることには変わりないんだけどね。
「なるほどね・・・。でも、だったらなんでレヴィヤタンと戦ったわけ?」
「あぁ、あれですか。あれは美味しく頂こうと思ったのです。あの紫色の子や桃色の子、赤色の子をね。それを邪魔しようとしたレヴィヤタンと戦うことになってしまったわけです」
「・・・・・・・変態かお前は。あんな小さな子たちに向かって、いただきます? 消えろド変態。私がお前の全てを根こそぎ刈り取ってあげるから」
他の人が聞けば十中八九変態発言と捉えるはず。外見は良い男なのに、どうしてこんな変態なのか・・・。
「あぁ、そうですか。残念ですね。なら仕方ありません。ある程度痛めつけてしまいますから、そうしたらしばらく眠っていてください」
「上等だ変態。お前はしばらくなんて言わずに永遠に寝てなさ
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