第一幕 充実している学園その一
[2]次話
ドリトル先生学校に行く
第一幕 充実している学園
いよいよ先生は学園において働く日を迎えました、先生はその朝皆と一緒にちゃぶ台を囲んで朝御飯を食べました。
先生はダブダブの作った卵焼きにお醤油をかけてそれをお箸で切って御飯を食べつつ一緒にいる皆に言いました。
「じゃあ今日からね」
「お仕事だね」
「いよいよだね」
「うん、それじゃあね」
卵焼きとです、それに。
若布とお豆腐のお味噌汁も飲んでこう言うのでした。
「このお味噌汁も飲んで」
「このスープ美味しいよね」
ガブガブもそのスープを飲みながら先生に言います。
「お味噌もいいよね」
「そうだね。このお味噌はね」
「日本の調味料だよね」
「偉大だよ」
そこまで素晴らしいとです、先生はお味噌汁を飲みつつ述べます。
「偉大な調味料だよ」
「和食はこれとお醤油だよね」
「その二つが大きいね」
実際にそうだとです、先生はガブガブにお話します。そうしたお話をしながら海苔やお漬物も食べるのでした。
その中の梅干も食べて先生はまた言いました。
「酸っぱい、けれど」
「この酸っぱさがね」
「いいんだよね」
「すっきりするね」
先生は梅干の酸っぱさにうっという顔になりながらも笑顔で言います。
「この酸っぱさがね」
「そうそう、それにお漬物もね」
「これもいいんだよね」
「朝も梅干だね」
先生はここでこんなことを言いました。
「お昼も夕方もね」
「いつもなんだね」
「先生は梅干なんだね」
「あれば食べるよ」
和食ならというのです。
「こうしてね」
「じゃあなければなんだ」
「そう、食べないけれどね」
「逆にだね、あればだね」
「食べるんだね」
「そうするよ」
今の様にだというのです。
「こうしてね」
「そうなんだね、それじゃあね」
「もっと食べる?梅干」
「うん、もう一粒ね」
食べようというのです、そして。
先生は実際に梅干をもう一粒食べました、そのうえで。
御飯を一杯食べ終えて皆にこうも言いました。
「じゃあこれでね」
「朝はだね」
「充分なんだ」
「うん、歯を磨いて顔を洗ってお髭も剃って」
そうした身支度を整えてだというのです。
「学校に行くよ」
「歩いていくんだよね」
ジップが先生に尋ねます。
「そうするんだよね」
「いや、この街は乗馬で歩いてもいいらしいから」
先生はジップにこうお話します。
「お馬さんに助けてもらおうかな」
「そうするんだね、じゃあ」
「お馬さんに乗ってだね」
「うん、そうして行くよ」
学校までだというのです。
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