暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
聖地より蘇る翼
[4/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ごめん、ありがとう」

「うん!」

話しているうちにブリーフィングルーム前に到着。部屋の中に入って、みんなが揃っていることを確認。シャルちゃんは、なのはちゃんとフェイトちゃんの間のイスに座って、みんなに会釈してる。私も上座に座って、グリフィス君は私の後ろに控えた。

「・・・たった今、機動六課がやるべき方針が決まったところや。みんな、よう聴いてな」

「地上本部による今回の事件への対策は、相変わらず後手に回っていて、好転する兆しはありません。地上本部は、地上本部だけでの事件の調査を主張し、本局は介入することに対してきつく拒んでいます」

グリフィス君から地上本部の現状が告げられる。チラッと見たシャルちゃんの表情は完全に呆れ果てているといった感じや。
 
「ですので本局からの戦力投入はまだ行われません。最悪、まだ、という事も無くなるかもしれません。そして同様に、本局の所属として登録されている機動六課にも捜査情報の公開はありません」

「でもな、私たちが追うのはテロ事件でも、主犯格スカリエッティのどちらでもない」

モニターを起こして“レリック”だけの画像を映す。こうゆうんは捉え方次第で逃げ道を用意することが出来る。そう、私らの表向きの任務である“レリック”探索・捜査。その捜査線上にスカリエッティ一派がおるだけや。

「――とゆうわけで、捜査過程で拉致されたギンガ・ナカジマ陸曹と、保護児童のヴィヴィオを救出。それを今後の主軸として六課は動く。意見があれば、スターズ・ライトニング両隊長、何でもどうぞ」

今の私に出来ることはこれで精一杯。この方針について2人の意見を聞いてみる。でも2人からは返ってきたんは「無茶してない?」「大丈夫?」って、意見やなくて私の心配。すごくありがたいことや。それにシャルちゃんも声には出してへんけど心配してくれとるのも判る。でも私かて考えなしにこの方針を決めたわけやない。後見人のクロノ君たちも黙認って形での協力の約束してもろたしな。そもそもこういった動けへんような事態が起きてしまった時のための“機動六課”や。

「――だから大丈夫や。おおきにな、なのはちゃん、フェイトちゃん、シャルちゃん」

なのはちゃんもフェイトちゃんも、異存なし、って同意してくれたし・・・

「よし。捜査・出動は本日中の予定になる。各自、万全の態勢で待機。出撃になったら頑張ってもらうよ」

「「「「「「はい!」」」」」」

全力で事件解決に乗り出すよ。

†††Sideはやて⇒シャルロッテ†††

「ルシル。捜査とか出動とかは今日からになるって」

ベッドの縁に座って、そこに眠り続けるルシルに伝える。前みたいに“英知の書庫アルヴィト”で話が出来たらいいんだけど、私じゃ使えないから無理だ。だから伝
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ