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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
それぞれの思惑
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隔召喚によって地上本部周辺に無数のガジェットを展開。地上本部へと襲撃をかけさせる。
ナンバー]ディエチは、地上本部から遠く離れた場所より固有武装“イノーメスカノン”による砲撃を実行。
「始まったな」
地上本部より少し離れた海上、そこに居たのはナンバーVトーレ、そしてナンバーZ、桃色の長髪をした少女、名をセッテの2人。援軍として現れた地上航空隊の魔導師部隊を悉く撃墜していく。
それらをただ傍観する3つの影。1つは大鎌を構え、1つは腕を組み、1つは刀身が赤黒い四角柱の剣を構えている。表情はどれも冷笑を浮かべていた。
†††Sideルシリオン†††
それはあまりに突然のことだった。陳述会もあと僅かの時間で終わると思われたとき、警備に当たっていた部隊に緊急の全体通信が流れた。内容としては“管制システムが乗っ取られた”というもので、すぐに通信が切れた。
「あまりに早かったな、陥落するのが・・・」
地上本部の防壁は鉄壁とか言われていたが、実際はあまりに短時間での陥落だった。これなら私の持つ電子戦用術式ステガノグラフィアでも容易く落とせる気がしてきた。
「くそっ。いくぞ、テメェら!」
「「「「はいっ!」」」」
それからすぐに私たち六課は行動を開始。襲撃を受けた地上本部へと走る。
「――散布されたガスは麻痺性であって命に関わるものじゃありません。今、防御データを送るです!」
先程からリインが撒かれたガスの成分を解析していて、その効果を割り出した。フォワードの子たちのバリアジャケットに、対ガス用の防御が施される。ちなみに私とシャルにそういったものは必要ない。ガス程度でどうにかなる防御力ではないからだ。
「通信妨害がキツい・・・。聞こえるか、ロングアーチ!」
『はいっ。地上本部への外からの攻撃は今のところは収まってますが、中の状況は以前不明です!』
ロングアーチから報告が入る。いくら魔力が強くともフェイト達はデバイスを持っていない。そんな状況でもし戦闘になったりでもしたらまずい。
「副隊長! あたし達が中に入ります! 隊長たちのデバイスは、あたし達に任せてくださいっ」
スバルの言葉に他の3人が頷いて応える。ヴィータは少し考えているようだが、もう心のうちでは決まっているはずだ。
『待ってください。・・・これは、地上本部へ航空戦力の接近を確認。ランクは推定・・・オーバーSランクです!』
次から次へと面倒事が増えるな、本当に・・・。
「ヴィータ。私とシャルで外のガジェットを殲滅する」
「セインテスト・・・。わりぃ。ロングアーチ! 空はあたしとリインが対処する! 外はセインテストとフライハイト、中には新人どもが行く!」
『了解しました!』
ヴィータか
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