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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
それぞれの思惑
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つつ、地上本部へと視線を向ける。

「開始から4時間ちょっとですね。中の方もそろそろ終わるはずですよ」

私の隣に居るティアナが腕時計を確認して現時刻を告げる。4時間、かぁ。結構無駄な時間を過ごしたかも・・・。

「あとちょっとでも油断は出来ないよ、みんな。だから、最後まで気を抜かずに、しっかりやろうねっ!」

「「はい!」」

スバルとエリオとキャロのそんなやり取りを見ていると、自然と笑みが浮かんでしまう。まるで昔の私たちを見ているみたいだから。ふと隣に立つルシルを見てみると、ルシルも似たような表情をしてる。これはこれで無駄な時間じゃなかったかもね。

・―・―・―・―・

「ドクター。ナンバーVからナンバー]Uまでのナンバーズ全機の配置が完了しました」

スカリエッティのラボの一室、ナンバーTウーノが自身の周囲に展開されている、まるで鍵盤のようなキーボードを打ちながら、背後にいる自分たちの主たるジェイル・スカリエッティに報告する。彼女の前に展開されているいくつかのモニターには、ナンバーズやゼストとアギト、そして腕を交差したルーテシアと、隣に立つ許されざる嫉妬レヴィヤタンが映っている。
左端のモニターに映るVと刻まれた装甲を持つ紫色の女性トーレから、ルーテシアとレヴィヤタンとゼストが配置についた事が終わったという報告が入る。新しく展開されたモニターに映るクアットロからも準備完了の報が入った。ウーノはキーを打ちながらもそれに「ええ」と応じた。

「ふふふ、いよいよだ」

彼女の背後の椅子に座るスカリエッティから抑えられた笑い声が漏れ始める。

「楽しそうですね、ドクター」

「当り前だよ、ウーノ。何せこの私の意志と手によって世界の歴史が今より変わるんだ。心が躍らないわけないじゃないか。君もそう思うだろ、ウーノ?」

スカリエッティの言葉にウーノは笑みを返すことで肯定の意を告げる。そしてスカリエッティは椅子から立ち上がり、計画実行の合図を告げる。

「さぁ見せてやろうじゃないか。我らの思いと研究・開発の成果をスポンサーである彼らに! 楽しい楽しい祭りの始まりだぁ!」

ウーノが複数のキーを同時に打ち、計画が実行に移された。
ナンバーWクアットロは、自らのIS“シルバーカーテン”で地上本部のシステムに干渉、C4ISR機能をダウンさせる。
ナンバーYセインは、IS“ディープダイバー”によって、地上本部の指揮管制室の天井から室内に進入。特殊ガスが仕込まれたハンドグレネードを投下し、管制室の局員を無力化。
ナンバーX、銀髪、右目に眼帯を付けた小柄な少女、名をチンク。彼女は地上本部の内部施設――魔力炉を、IS“ランブルデトネイター”で破壊。地上本部の防壁の出力を減衰させた。
そしてルーテシア。彼女の遠
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