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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
それぞれの思惑
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は先に寮に戻らせることにして、明日出動の後発組の私たちは、これから本部へと向かうなのは達の見送りをするため、屋上のヘリポートへと赴いた。それぞれがヘリに乗り込もうとしたとき、ヴィヴィオとアイナさんが屋上に現れた。なのはもそれに気付き、ヴィヴィオの元に歩み寄っていく。

「あれ、ヴィヴィオ? 良い子で寝ようねってなのはママと約束したでしょ?」

「ごめんなさいね、なのは隊長。ヴィヴィオ、どうしてもお見送りをしたいって」

あぁそういうことか。ヴィヴィオの行為は解らないでもない。ママのお見送り。微笑ましいことじゃないか。でもなのはは「我儘を言っちゃダメでしょ」と優しく窘める。ヴィヴィオも素直に「ごめんなさい、なのはママ」と謝るが、今回は仕方ないことだろう。

「ちょっと待った。ヴィヴィオにとって、なのはの夜勤は初めてだ。だからヴィヴィオも不安になってしまったんだろう」

夜はいつも一緒だからこその不安。精神も未発達な状態なら尚更だ。なのはもハッとして、今日は外で泊まること、そして「明日の夜には帰って、ヴィヴィオとまた一緒だから」とヴィヴィオの頭を撫でる。するとヴィヴィオは少し目に涙を浮かべて「ぜったい?」と聞き返した。

「うんっ、絶対だよ。良い子に待ってたら、キャラメルミルクを作ってあげる♪ だから、アイナさん達の言う事を聞いて、良い子でなのはママ達を待っててね。ママと約束、ね?」

ヴィヴィオは「うん」と頷いて、約束の証である指切りをした。なのははもう立派なヴィヴィオの母親だが、今のところは引き取るつもりはないらしい・が、ヴィヴィオの引き取り手が見つかっても、ヴィヴィオはなのはから離れない気がする。というか絶対離れない確信がある。もうヴィヴィオをなのはの正式な養子とするのが一番だと思うっている。
そうしてヴィータやフォワードの子たちがヘリに乗り込んだのを確認したなのはは、自分もヘリへと乗り込んでヴィヴィオや私たちに手を振った。さて、ヘリも飛び立ったことだし、寮に戻って明日のために眠るとしようか。指を組んで両腕を伸ばし、首を鳴らしながら屋上をあとにした。

†††Sideルシリオン⇒フェイト†††

なのはやみんなを見送って、ヴィヴィオを連れて私は部屋へと戻った。少し早いけど明日のために休む準備を始めようとしたとき、母さんから通信がきた。私はそれに応えて、回線を開く。開いたモニターの向こうで『はぁーい、フェイト? こんばんは、元気だったー?』って母さんが笑顔で手を振る。

「うん、私は元気だよ。母さんも元気そうで良かった」

『もちろんよ。ヴィヴィオもこんばんはっ♪』

「あ、こんばんはっ」

母さんの挨拶に、ヴィヴィオは元気よく返す。それを聞きながら、何かあったのかな?って思って、すぐに話を聞いてみること
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