暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
動き出す使者 〜後編〜
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ン――
召喚魔法陣より生み出された無数の鎖によって、地雷王は捕縛された。そこから繰り広げられたのはフォワード達とルーテシア達の短い戦闘。だがフォワード達の方が一枚上手だったのか、ルーテシアとアギトは捕らえられてしまった。
「ま、こんなもんだろ。市街地での危険魔法使用、公務執行妨害・・・どんだけ積み重ねんだよ、たく。そういうことでお前らを逮捕するから。逃げようとか考えんなよ」
ヴィータがルーテシアとアギトに対する罪状を告げた。そして彼女たちへの簡単な尋問が始まる。その最中、バインドで拘束されているルーテシアに、スカリエッティの手足として動く1人、クアットロからの念話が届く。
その内容は、ルーテシアとアギトを救出する算段。ルーテシアは本音を言えばレヴィヤタンの助けを待ちたかった。しかしすでに待っていられる状況でもなく、仕方なしにクアットロの話に乗ることに。救助手前、そのクアットロから伝言を託されたルーテシアは、ヴィータに向けて告げた。
「わたし達を逮捕するのはいいけど、仲間のヘリを放っておいていいの?」
それを聞いたヴィータを始めとしたフォワードたちは焦る。だがルーテシアを介してのクアットロの伝言は終わらない。ルーテシアから向けられる視線に気付き、ヴィータは怪訝そうな表情を浮かべる。
「あなたは、また守れないかもね」
今度こそヴィータの表情に変化が現れた。そして次の瞬間、ヴァイスの駆るヘリに向けて、彼女らの仲間による砲撃が放たれた。
†††Sideなのは†††
フェイトちゃんと2人でヘリの機影を視界に捉えて安堵したその時、大きな魔力・・・とはまた違う、だけどかなり強い反応を感じることが出来た。そこにロングアーチからの報告が入る。物理破壊型の砲撃のチャージを確認したって。しかもランクは推定S。Sランクの、しかも物理破壊型の砲撃なんて、ヘリに備えられているシールドじゃ防ぎきれない。ヘリを守るために全力で飛ぶ私たちを尻目に砲撃が放たれた。
「ダメっ! 間に合わないっ!!」
一直線にヘリへと向かう暴力の一撃。目に見えているのに、あと少しなのに・・・。この距離でリミッターを解除されてもギリギリ、ううん・・・届かない。最悪の光景が脳裏に過ぎったところで、『私が守る!!』って、ここに居ないはずのシャルちゃんからの念話が届いた。
「そう上手くいくと思うなぁぁぁっ!!」
砲撃がヘリに着弾するまであと僅かというところで、ヘリと砲撃の間に現れたシャルちゃんが振るう“キルシュブリューテ”によって砲撃は防がれて・・・違う、綺麗に斬り裂かれていた。
『ヘリは無事っ! なのはとフェイトは狙撃犯の逮捕、急いでっ! はやて、2人のリミッターの解除をお願い!』
シャルちゃんから私たちに指示が飛ぶ。私たちはそ
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