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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
襲撃
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二人は互いの拳を合わせながら笑いあった。
そして明朝。
朝日が昇り、地上本部を照らしていく。
「さて、あと少しか……」
「今のところは何もなさそうですけど」
「まぁ本当はこのまま何もないほうがいいんだけどな」
聖は一緒に外の巡回をしていたティアナに答えつつ、安綱を外す。
「そんじゃ、ティアナ。安綱のこと頼んだ」
「わかりました。聖さんも気をつけてください」
「ああ。何かあったら即連絡よろしくな。あと、無理はすんなよ」
聖はそれだけ言うと、なのは達と共に会場内へと消えていった。
会場内に入った聖ははやてたちと合流した。
「ほんなら、もう一度だけ確認な。私とシグナムはこの後カリムたちと合流して本会場に行くことになってる。フェイトちゃんになのはちゃん、聖くんはそれぞれ巡回をよろしく頼むな?」
三人は頷くと、共に自分達の持ち場へと向かっていく。同じフロアであるものの、中は一人出回るには広すぎるので、三人はそれぞれ別方向に散った。
持ち場に着いた三人は思念通話を始める。
『開始まであと少しだけど……そっちはなにかある?』
『こっちはないね、聖の方は?』
『こっちも特に問題はなさそうだな』
なのはの問いに、二人は落ち着いた様子で答える。しかし、その中で特に話すことがないのか、皆言葉に詰まってしまう。
しかし、その沈黙を破るように、聖が話題を持ちかける。
『そういやフェイト。ヴィヴィオは昨日平気だったか?』
『うん、特に泣くこともなかったし。朝も元気だったよ』
『そっか、ならよかった。さっさとこの任務終わらせて帰ってやらねぇとな』
『だね。帰ったらいっぱい遊んであげなきゃ』
『二人とも、いつもの倍以上に甘えられちゃうかもね』
他人が聞けばなんと緊張感のない会話だろうかと野次を飛ばしたくなるような話題だが、三人はとても満足げだ。
そんなことをしていると近くの中継モニターに本会場の中が映し出された。
『っと、始まるみてぇだな。にしてもこのおっさん……』
『おっさんって……レジアス中将のこと?』
『ああ。シグナムさんから聞いたんだけどよ、このおっさん武闘派で有名なんだろ? ……体系的に武闘派にはみえねぇよな?』
聖が言った瞬間、二人は苦笑いを浮かべた。
『まぁ若い頃はそうだったのかもしれないからあながち間違ってないのかもしれないけどね……』
『でも確かに今の状態で武闘派を名乗るのはきついかもね……』
『だろ? そんなヤツが上に立ってるとか腹立つよなぁ……今度喧嘩売ってぶちのめしてくるか』
『『それはダメ』』
聖の発言を二人は
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