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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
襲撃
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、六課にいるであろうフェイト達ももう寝静まった頃、交代の時間となった聖は、夜食をとりに向かう。

 すると途中で同じく交代の時間だったヴィータと鉢合わせる。

「ヴィータ。お前も交代か?」

「ああ。今からメシだ。お前もなんだろ聖?」

「おう。せっかくだし一緒に行こうぜ」

「だな、それに私もお前に話があったしな」

 二人は並んで歩くと、夜食が用意されているところに向かう。夜食が入ったトレイと、飲み物をもらうと、二人は適当な場所を見つけ並んで食事を始める。

 ある程度食べると、聖がヴィータに問うた。

「そんで? 話ってなんだよ」

「ああ。お前、一週間前この意見陳述会が無用心すぎるって言ってたよな?」

「そうだな。そんで、それがどうかしたのか?」

「あれには私も同意見だ。聖、お前カリムの予言って聞いてるか?」

「ああ。確か預言者の著書(プロフェーティン・シュリフテン)って言ったか?」

 聖の言葉にヴィータは飲み物の入ったボトルを傾け、中身を口に含む。

「カリムは占い程度なんて謙遜してるけど、あれは大規模な災害やでかい事件とかは的確にあててんだよ」

「クロノ提督に聞いた話じゃ、今回は管理局機能の崩壊ってのが予言されてたんだっけか?」

「そうだ。ロッサの調査じゃクーデターってせんはないらしい。となるとだ、残されたのは……」

「外部からのテロ……か」

 ヴィータの意見に続くように聖が言うと、ヴィータもそれに頷く。数瞬の沈黙が流れるが、ヴィータは話を続ける。

「けどよ、考えてもみろよ。外部からの犯行からにしたってなんだって管理局を狙う? 管理局を狙うにしたって一体そいつ等に何の特があるってんだ?」

「まだ誰が襲撃してくるか、そもそも襲撃してくるのかもわからねぇが。もし、襲撃があるとすりゃあソイツはたぶんスカリエッティだろ」

「どうしてそう言える?」

「スカリエッティは兵器開発者としても有名だ。だったらその力の証明とかじゃねぇのか?」

 聖がヴィータを見ながら言うものの、彼女はまだ納得が言っていない様子だ。その証拠に口元に手を当て深く考え込んでいる。

「力の証明って言ってももっとほかでやりゃあいいだろうに。リスクがでかすぎるだろ。いくらスカリエッティと言ったってそれぐらいはわかりそうなもんだけどな」

「まぁな。けどよ、今はんなこと気にしてもしゃーねーだろ。襲撃してきたら迎撃ってだけ考えてりゃ大丈夫だ。幸い、こっちにゃ優秀な部隊長がついてるんだしよ」

「……それもそうだな。変なこと話して悪かった」

「気にすんなよ。けど、始まったら俺達は外に出られねぇ。外はよろしく頼んだぜヴィータ」

「おう、まかせとけ!」


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