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IS-最強の不良少女-
響の夏休み2
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でけぇなぁ」

 六人の前に広がっているのは大きな露天風呂だ。そのほかにも室内にも温泉はあるし、様々な種類の温泉が併設されていた。

「とりあえずは湯船に入る前に全員髪と身体を洗いましょう」

 紫音の提案に皆は返事をすると、シャワーのある場所に向かう。すると、紫音がセシリアの髪と肌を見ながら言った。

「それにしてもセシリアちゃん……すっごい綺麗な髪してるわねー。それに肌もきめ細かくてスベスベ。ちょっとおっぱい揉ませて?」

「な、何を言ってるのですか。紫音さん!?」

「えー、だって触ってみたいんだものー。ね? お願い1揉み……いや、5揉みくらいでいいから!」

「さらっと数を増やされましたわ!?」

「諦めろーセシリアー。そうなると母さん絶対にあきらめねぇから。それに胸もませるくらいいいだろ。減るわけじゃねぇんだ、寧ろ今よりでかくなるんじゃねぇか?」

 手をわきわきさせながらにじり寄ってくる紫音をさけているセシリアに響が髪を洗いながら告げた。

「で、ですが……」

「へーきへーき怖くないよー。寧ろ気持ちいかもー!!」

「ひ、ひあああああああ!?」

 響の説明を受けつつも、なおも逃げ続けるセシリアだったがついに紫音につかまり、なんとも情けない悲鳴を上げた。

「おー! 予想通り!! やーらかーいし、それに適度な張りがあってスバラシイ!!」

「ちょ、あの、んあ!? しおんさ、ん! そ、そこはわたくし弱くて、あん!」

「よいではないかーよいではないかー!!」

 時折色っぽい嬌声を上げるセシリアだが、紫音はそんなことお構いなしにセシリアの胸を揉みしだいている。その様子を見ながら響は溜息を漏らす。

「まぁ、私と渉は今まで散々やられてたから。今日はセシリアが餌食になるってことで」

「え? もしかして紫音さんってあれでデフォ?」

「ああ。何でも可愛い女の子の身体を触りたい病なんだとよ」

 シャルロットの疑問に答えつつ、響は全身についた泡をシャワーで流し、湯船につかる。それに続くようにシャルロットや渉、ラウラもやって来た。

 セシリアはいまだに紫音に捕まっている。それを遠くから見つつも、シャルロットとラウラは苦笑いだ。

 すると、響の隣で渉が若干俯きながら、

「姉さんがいなくなってからは私がどれだけ餌食になったことか……」

「しょーがねーだろー。……おっとぉ……こりゃあ逃げた方が良さそうだな」

 響が言うと、皆が彼女の視線を追う。するとそこには風呂場の床にぐったりとしつつもピクピクと小刻みに震えているセシリアと、手をワキワキとさせながらこちらににじり寄ってくる紫音の姿だった。

「というわけでシャル、ここはお前に任せた。私たちは逃
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