第十八話
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端に高いという事だ。
そして合成した気と魔力の量が多ければ多い程コントロールは難しくなる。
この技は影を伝って相手に気と魔力を送りつける技術だが咸卦法を送りつける事も出来る。
つまり
「ぎゃあああああ」
コントロールを失った途端爆発していく。
他の魔法や気による攻撃を使おうとした途端コントロールを失い爆発。
まずは詠春が犠牲になり次にイマが爆発する。
そしてイマの方が爆発が大きい。
この技を切り抜けるには早めにわざと爆発させるのが有利なのだがそれに気付けなかったゼクトとガトウは顔を青ざめる。
必死にコントロールをしようと頑張っている。
ここで嫌がらせをしたくなってしまった。
魔力をカットして気だけを送り込む。
「「ふげもなっ!」」
二人とも大爆発を起こし両サイドにいた詠春とイマをも巻き込んだ。
修行開始から20年
「ということで修行終了。よく生き延びた、これからも頑張って修行すればいつかはオレにも辿り着くんじゃね?」
「は〜ら〜た〜つ〜。結局一回も勝てなかった」
「そりゃ生きてる年数が違うからな。今のオレに勝ちたかったら後1000年は修行して来い。まあオレは更に強くなっているだろうが」
「絶対に倒してやる」
「まあ気長に待っていてやるよ。外に出たらオレとエヴァは旅に出るから」
「どこに行くんだ」
「元老院に盗まれたオレの研究成果を取り戻したら旧世界に行こうと思っている。なんかあったら話を聞いてやらんでも無いから」
「そんときは頼むよ」
こうして、赤き翼の修行は終了した。
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