二話『最強と天災さん前篇』
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してもらっていて、アリーナに来ている。アリーナには、休みも関わらず、訓練している奴らがいた。
「織斑先生、あの白いのが弟さんですか?」
「あぁ、家の愚弟だ」
「打鉄使って混ざってもいいすか?」
「そうだな、ちょっと鍛えてやれ」
「りょーかいです。あっ、顔が隠れるマスクみたいなのあります?」
「忍者みたいに、布を巻いとけ」
―――アリーナグラウンド―――
「なぁ、どうやったら瞬時加速(イグニッション・ブースト)のスピード上がるかなぁ」
「一夏それはだなぁ、こうギューと貯めて、ドガ―ンていう感じだ」
「一夏さん、瞬時加速はですねぇ「それなら、俺が教えてやる」えっ」
いやぁ、みんなこっち見て唖然としてんなぁ、確かにこれ見たらそりゃなるか。
俺の今の姿は、黒いISスーツに打鉄を付けて、顔は黒い布を頭に巻いて口元は黒いネックフォーマーを付けている。この格好熱い。
「史紀じゃないよな、誰だ!」
「おいおい、これから教えてやるって言ってる奴にそれは、無いんじゃない?一夏君。あと、年上だぞ」
「そうなんですか、すいません」
「「なんで、普通に誤ってるんだ(ですか)」」
「すっすまん」
「ククク、お前ら仲いいなぁ、そんじゃ、始めるぞ」
そう言って、俺は、打鉄の近接ブレードで斬りかかった。
ガキィィン
一夏に届く前に、打鉄を付けていた奴に止められた。
「へぇ、今の止めるんだぁ。君名前は?」
「急に斬りかかる奴に、名乗る名などない!!」
「んじゃ、ブシド―さんでいっか」
「変なあだ名をつけるな!!」
力が強まる。でも、全然踏ん張れていない。
「全然力が入ってないよ」
そう言って、俺はノーステップで壁まで斬り飛ばした。
「うぐっ」
「「箒 (さん)」」
「大丈夫だよあれは、ちゃんと手加減してあるよ」
「てめぇ、いい加減にしろよ。ぜってぇゆるさねぇ」
「チョイ待て、一夏君、君は勘違いしているよ。俺は、教えてやるって言ったんだよ。ここの皆にさ」
「だからって、箒をブッ飛ばして言いわけないだろう!!」
ダメだこいつ、熱くなって周りが見えてない。
「ちゃんと見てみろ、えっと、箒ちゃんだっけ?彼女無傷だよ?」
「そんなわけあるかよ、あんだけブッ飛ばされたんだぞ」
『一夏、落ち着け。私は、そいつの言うとおり無傷だ』
「えっ!?」
間抜け声を出しながら、箒ちゃん?の方を見ていた。やっと、落ち着いてくれるだろう。
「なっ、だろ。無傷だって」
「そうみたいだな。すいません、熱くなりすぎていました」
「イイってイイって、それよりかも、何か嫌な予
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