劣勢〜
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エ」
「リョウ・・・パスカルが・・・それに・・・」
「シェリア・・・」
「私、何も出来なかった・・・守れなかった・・・」
俺はシェリアの頭を撫でる。
「大丈夫!・・・みんなは死んでないから。それに・・・俺ももっと早く来れれば・・・ごめんね、シェリア」
三人も・・・やられてしまった。その事実は俺にダメージを与え、精神的に追い込んでくる。
「悔しいよな・・・でもまだ終わってないんだ。・・・アス兄やソフィ、ヒューやマリク教官だってこの世界にいる。・・・それだけじゃない。もっと多くの味方がいるんだ・・・だから、まだまだこれからだよ」
「・・・そうね。今大事なのは・・・悔やむことじゃないわね・・・ありがとう、リョウ」
「いやいや、シェリアだけでも助けられてよかったよ・・・」
「・・・あのー、亮様、こちらの方は?まさか、浮気ですか?」
「ばっ、違うよ!こいつは別世界での俺の幼馴染みで、名前はシェリア・バーンズっていうんだ」
「えっと・・・初めまして、シェリアです」
「あ、幼馴染み・・・私は凌統・・・真名は春鈴です。以後、春鈴とお呼び下さい、シェリア様」
「んで、こっちがサチだ」
「あ・・・は、初めまして、二ノ宮紗智です、シェリアさん」
「シェリアでいいわ、春鈴、サチ」
「・・・善処します」
「うん、よろしくね、シェリア」
未だ春鈴が呼び捨てにしてるのは思春くらいだしな・・・
「このまま最後の地点に向かって咲と合流だね」
「ああ。・・・余計なアクシデントがなけりゃな」
さてと・・・咲は上手くやれてるか・・・?
咲〜
「リパル、距離!」
『後数キロッス!』
「近い・・・!」
「お前ら速いっつの!」
ルークが必死に追い付いてくる。・・・超振動なんてチートを持ってる以外は一般的だしな・・・
「そういやルーク!結合音素は?」
「薬と療養で殆ど元通りだよ!」
「そうか!」
「見えたぜ・・・っと」
人影は・・・三人!
「ジェイド!」
「愛依!」
後一人は・・・確か亮の弟の・・・ヒューバート、だったか。だが・・・次の瞬間、ジェイドとヒューバートはあの紫のオーラに包まれ・・・消滅した。
「な・・・っ」
「・・・消えた?」
『相棒、アレを』
愛依の正面には・・・明命が立っていた。
「う、嘘・・・どうして、周泰が・・・」
愛依が一歩下がる。・・・不味い。
「クラ
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