第八話
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数年も立つとレイトは全ての者に認められていた。
あいつの世界の魔法以外にもこちらの世界の魔法を教える立場になっている。
更には新技術や論文等も世に出し神格化されていく。
そして私と会う時間が減っていく。
それどころか前回いつあったのかが思い出せない。
あいつの顔が見たい。
ここ数年あいつと会っていない。
あいつは私を見てくれなくなった。
心が痛い。
そして気付いてしまった。
私はあいつのことが好きだったんだ。
けれどあいつはもう私のことを見てくれない。
どうすれば良い?
あいつはどんなことが好きだった?
あいつは自分が知らないことを知ると子供の様に喜んでいた。
なら私だけの新しい何かを作れば、あいつはまた私を見てくれる。
そしてあいつが今見ているものを壊せばあいつは私だけのものに。
side out
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