第十二話 月光校庭のエクスカリバー
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あくまで応用なんだよ。その分、幅が広いが。
そもそも、この時間遅延修行は幽々子か俺が能力を上手く使えないとできない修行だ。何故幽々子?簡単に言えば、普通よりも時間をとるから、寿命延長、老化防止が必要だ。アンチエイジング絶対。
「籃・・・暫くいなり寿司無しよ」
「ええ!?」
八雲家の台所は、俺が握っている。油揚げも禁止だ。
暫くは人間で修行する。そのあと、妖怪モードでの感覚を掴む。下手したら一誠みたいに壁に突っ込みかねん。
人間状態と妖怪状態では、桁が違いすぎた。四重結界を一日に十発が限度だったのに、百発撃ってもだいじょ〜ぶ。になりました。
さて、東方キャラの鍛え方は?実戦だ。他には研究か自主練習ぐらいか?
はっきり言うと、東方キャラが熱血スポコンみたいに練習する姿って思い浮かばないだろ?ましてや勢力最強ランクが、汗だくになって特訓なんて絵図見るくらいなら、弾幕ごっこでお互いに切磋琢磨した絵図見た方が、精神的にいい。接近戦もあるがな。
だけど、基礎を鍛えるとなると、暑苦しいトレーニングをしなければいけない。ではどうするか?
突然だが、東方に関わると絶対に関わるもうひとつの原作と言えば?
『キング・クリムゾン!』
正解はジョジョだよね!
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さて、都合の悪い部分だけぶっ飛んで基礎訓練終了という結果だけが残りました。
弾幕勝負に移行するのだが・・・
「ねえ、籃、式神にならないの?」
「正直、遠慮したいです」
『式神「八雲籃」』が作れない。原作(非想天則)で便利な籃しゃまが使えない。橙なんてそもそもいないから問題外。
まあ、俺が弱くなる訳じゃないけど。
「何故?」
「本能が告げています。式神になるとこきつかわれるぞ、と」
「あなたの私に対する印象どうなってるのよ!」
「いい家族ですね。何考えているか分かりにくいですけど。まあ、多少胡散臭いです」
泣きそう。身内にすら胡散臭いって。そんなにふけてんのか?別に腹黒ではないはずなんだけど。
「大丈夫です。老けてはいませんから(すっぴんでも若く見えるわ!妬ましい)」
好きですっぴんな訳じゃない。単純に、メイクができないだけである。籃、パルパルになるな。
「とりあえず、また組手しましょう。幽々子は飛行中ですし。(この妬みを!元凶に!)」
「えっ、ええ、いいのだけれど・・・(なんか恐い!)」
因みに、飛行している理由は長時間の空中戦闘のためである。基本地面に足つけてたし、これからは空中戦闘当たり
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