第十二話 月光校庭のエクスカリバー
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いとな。猫飼いたいって言ってたけど、猫又以外は却下です。名前は勿論「橙」の予定。頼むから、近所で叫ばないで貰いたい。
さて、料理を再開。危うく失敗しかけた。今日も修行するぞ?幽々子、籃。
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「はあ、男性にもなれるようになったんですか。まあ、いつかはできるようになると思っていましたけど」
修行用空間で籃に説明したら、そんな反応が返ってきた。
「えっと、そんなに以外じゃなかったの?」
「ええ。だって、妖怪を人間にしたり時間を操ったり核融合を起こしたり感情を操ったり物理法則をねじ曲げたり空間を操ったり料理上手だったり殺しても死ななかったり無限の力を手にいれたりする紫さんに、今更そんなことを言われて驚きますか?」
「驚かないわね〜。それどころか、やりたい放題ね」
すみません。大変失礼しました。そりゃ驚かんな。それと、料理上手は関係無くね?
今度のオカルト研究部は兵藤家でやるらしい。それは置いとくか。
「やりましょう、幽々子、籃」
「そうね〜」
「はい」
今日の修行は基礎強化が主題。というより、しばらくは基礎強化ばかりやる。土台ができていないと、自分にも与えられたスペックをフルに生かしきれない。高校生だし、鍛えるのにはちょうどいい時期だ。原作の妖怪は、長い年月をかけて強くなっていくが、俺は人間だ。急成長もありえる。
『倍加と半減の境界』
で、体重を重くする。二倍くらいは耐えられるだけの鍛え方はしている。
倍加と半減の境界は、『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』と『白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)』からヒントを得て、反発しあう力ならいけるんじゃね?なんて安易な思考でやっちゃいました☆
因みに、『譲渡と簒奪の境界』まで操れた。まさにチート。
「うぅっ、重い・・・」
「頑張って、これから、修行は常にこの状態、慣れたらさらに倍加するから」
「鬼畜ですね」
誰がじゃぁ!籃!誰が鬼畜だと!?
ドスッ
「いたぁ!?」
「誰が鬼畜よ、誰が」
手刀である。鉄で殴られなかっただけマシだ!にしても、狐語が出なくなってきたな。
「とりあえず、さっさと始めるわよ。時間はいくらあっても足りないから」
「じゃあ止めればいいじゃないですか」
なにそのパンが無ければお菓子を食べれば良いじゃない的なセリフ。貴様はマリー・アントワネットか。
時間停止は負担が大きいんだよ。PAD長みたいに軽々と止められないんだよ。俺は能力を直接試用しているが、
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