第十二話 月光校庭のエクスカリバー
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エクスカリバー?鞘の方が使えるんじゃね?
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久しぶりに言うな、どうも、正夢をさまよってきた八雲紫です。刀握って寝てるけど。
俺が幻想郷に幻想入りしたのはどうやら夢ではなく、現実だった。この刀、雪夜が証拠?である。ついでに、スキマに入れていた小太刀があったり、食糧は減っていた。
それはそうと、俺の今の現実はこの世界、ハイスクールD×Dの世界で八雲紫という存在らしい。う〜む。色々と考えさせられた夢だったな。とりあえず、スキマに雪夜を収納して、俺は寝間着のまま、朝食作りに向かう。
が、やる気が出ない。そりゃあんだけ作ったらいくら俺でもめんどくさくなる。俺の幽々子が亡霊じゃなくて良かった。
今更だが、俺の神器は定着型と言うらしい。簡単に言えば、形を成して表に出ない、五感型と似ている神器だ。だが、摘出等、宿主から切り離すことができない一世一代の神器でもある。
つまり、生まれつきの能力者だ。普通の神器は宿主が死んだら、別の宿主に宿るが、俺の神器は、俺が死んだら同時に消える。幽々子の墨染死桜扇も定着型だ。
まぁ、悩みの種はもうひとつある。
「性別『男性と女性の境界』」
俺は自身の性別の境界を操り、八雲幽璃になる。以前は、操れなかったが、俺は男性にもなれるようになった。名字に関してはノーコメントで頼む。そりゃ論理上できるとは思っていたが、なっちゃった。まあ、潜入とかには役に立つし、男湯に入れる。まあ、女性の方が強いんだが。妖怪の時はとくに。これも性別適性か?
「あなた、誰!?」
「えっ?」
男性の俺を幽々子が見た。そりゃ見知らぬ男が自分の家に居ればそんな反応になるわな。
「えっと、ちょっと待っ「誰!手を頭の後ろで組んで!」はい・・・」
有無も言わせねぇ。これでも俺は八雲紫ににてるんだがな。金髪だし、身長は結構違うが。
「あなたは誰?」
「正直に言うと、八雲幽璃。女性では八雲紫だ」
「紫?どういうこと?意味がわからないわ。説明しなさい」
「まずは、ほれ、スキマ」ガバァ
「へっ?」
「それと、『男性と女性の境界』」
俺の姿が女性のものになっていく。
「これでいい?幽々子」
「えっ、ええ、何がどうなってるの?」
「能力の応用よ。ごめんなさい、誤解させて」
若干蝶が出掛けていたぞ。皆さん、我が家に泥棒に入ると高確立で死にかけますよ。
後で籃にも説明しな
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