暁 〜小説投稿サイト〜
『八神はやて』は舞い降りた
第1章 悪魔のような聖女のような悪魔
第8話 魔法少女はじめました
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
十字をつけた長柄の武器から発生しているようだ。
 シュベルトクロイツというらしい。


「八神さんの事情については、教えてもらえないんですか?」

「ごめんなさいね。本人のいないところで言うべきではないわ」

「いえ。それなら仕方ありませんよ。明日、直接尋ねてみます」

「そうしてもらえると、助かるわ」


 いろいろと尋ねたいこと――――とくに銀髪巨乳のお姉さんのこととか――――があったが、明日纏めて話すと約束して、この日は解散した。





「ただいまー」

「お帰りなさいませ」


 リインフォースとともに玄関に入ると、シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラが出迎えてくれた。八神家総出である。
 やっぱり心配してくれていたらしい。
 戦い方がなっていない!って感じで激おこぷんぷん丸だったらどうしようかと。
 杞憂だったようだ。
 いやあ、照れりこ照れりこ。
 

 サーチャーでボクの雄姿(笑)を見守ってくれたそうだ――完全装備で。
 介入する気まんまんじゃないですか、ヤダー。
 素晴らしい援護でした、とか褒め称えてくれるが、あれどう考えてもボクたちいらない子だったでしょうよ。
 とまれ、しばらく無事を喜び合い、実戦の報告――の前に、夕飯の支度をすることにした。
 だって、お腹がなったしさ――ヴィータの。
 顔を赤くしちゃって、かわいいやつめ。


 食事も終わり、一息ついたところで真面目な話に移る。
 バイサーが思ったよりも強そうだったこと。
 そのバイサーを一撃で倒してしまった赤龍帝――兵藤一誠のこと。
 そして、これからのこと。


「原作通りの展開になったわけですが、これからの方針はどうしますか?」

「うーん、いままで通り不介入でいこうかと思っている。グレモリー先輩に協力を求められたら応じるけれど、こちらから積極的に関わるつもりはないかな」


 リインフォースに尋ねられ、不介入の方針を伝える。
 いまのところ、原作に関わってもメリットがない。
 原作キャラといちゃいちゃしたいなら話は別だが、ボクは原作キャラに特に思い入れはない。
 自衛程度の戦闘でいいだろう。


 あとは、明日の会談についてかな。
 どこまで情報を公開するか話し合う。
 とりあえず、サーゼクス・ルシファーと同レベルまでにすることになった。
 つまり、謎の神器『夜天の書』として、ほとんど公開しないわけである。


 実力を悟らせないために、夜天の書の情報は限定的にしか伝えていない。
 見せた魔法は、身体強化、飛行とシューターくらいのものである。
 結界や転移魔法なんかは秘匿している。
 実力という意味では、基本的に接近戦をするので、嘘ではな
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ