第1章 悪魔のような聖女のような悪魔
第8話 魔法少女はじめました
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十字をつけた長柄の武器から発生しているようだ。
シュベルトクロイツというらしい。
「八神さんの事情については、教えてもらえないんですか?」
「ごめんなさいね。本人のいないところで言うべきではないわ」
「いえ。それなら仕方ありませんよ。明日、直接尋ねてみます」
「そうしてもらえると、助かるわ」
いろいろと尋ねたいこと――――とくに銀髪巨乳のお姉さんのこととか――――があったが、明日纏めて話すと約束して、この日は解散した。
◇
「ただいまー」
「お帰りなさいませ」
リインフォースとともに玄関に入ると、シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラが出迎えてくれた。八神家総出である。
やっぱり心配してくれていたらしい。
戦い方がなっていない!って感じで激おこぷんぷん丸だったらどうしようかと。
杞憂だったようだ。
いやあ、照れりこ照れりこ。
サーチャーでボクの雄姿(笑)を見守ってくれたそうだ――完全装備で。
介入する気まんまんじゃないですか、ヤダー。
素晴らしい援護でした、とか褒め称えてくれるが、あれどう考えてもボクたちいらない子だったでしょうよ。
とまれ、しばらく無事を喜び合い、実戦の報告――の前に、夕飯の支度をすることにした。
だって、お腹がなったしさ――ヴィータの。
顔を赤くしちゃって、かわいいやつめ。
食事も終わり、一息ついたところで真面目な話に移る。
バイサーが思ったよりも強そうだったこと。
そのバイサーを一撃で倒してしまった赤龍帝――兵藤一誠のこと。
そして、これからのこと。
「原作通りの展開になったわけですが、これからの方針はどうしますか?」
「うーん、いままで通り不介入でいこうかと思っている。グレモリー先輩に協力を求められたら応じるけれど、こちらから積極的に関わるつもりはないかな」
リインフォースに尋ねられ、不介入の方針を伝える。
いまのところ、原作に関わってもメリットがない。
原作キャラといちゃいちゃしたいなら話は別だが、ボクは原作キャラに特に思い入れはない。
自衛程度の戦闘でいいだろう。
あとは、明日の会談についてかな。
どこまで情報を公開するか話し合う。
とりあえず、サーゼクス・ルシファーと同レベルまでにすることになった。
つまり、謎の神器『夜天の書』として、ほとんど公開しないわけである。
実力を悟らせないために、夜天の書の情報は限定的にしか伝えていない。
見せた魔法は、身体強化、飛行とシューターくらいのものである。
結界や転移魔法なんかは秘匿している。
実力という意味では、基本的に接近戦をするので、嘘ではな
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