一 嵐の前の静けさ
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「で、だ。もう二度と今回のような失態はするな。俺は簡単に命を犠牲にする奴は好きじゃないよ」
その言葉に、二人はビクリと身を震わせた。
空気を変えるため再不斬が慌てて口をはさんだ。
「そ、それで、今度はどういった内容だ?」
「……二人には中忍試験が始まるまで、この場で待機してもらおう」
「待機って、この『死の森』で、ですか?」
「ああ。事前に情報操作と細工を施しておいた。必ずこの森が第二試験会場となる。試験が始まったら動いてくれ」
「どのように?」
「その時になれば俺が指示する。それまではここで身をひそめておけ」
「はい」「わかった」
三つの人影は一瞬にして消え、後には静寂だけが残された。
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