空からの落下物
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
気に育ってくれ」
そう言った瞬間、扉が破られ、抑えていた兵士が奴らの餌食になる。その後、次々と餌食になり、最後には機長も餌食となった。操縦者のいなくなった輸送機がバランスを崩しながら落ちていった。
〜ストライカー内部〜
アウトレットにむかっていた高茂一行、高茂は屋根に出て葉巻を吸っていた。スピードもそんなに出していないので、外で吸っているようだ
「ふぅ〜やっぱ葉巻はキューバ産に限るな。それにしても隆史たちは大丈夫かね。無茶していなきゃいいがな。早めに合流したいもんだぜ。ん?」
葉巻を吸っていた高茂はあるものを見つけた。上空を飛んでいる飛行機だ
「ありゃあ・・・・・・飛行機か?EMPにやられなかったやつかな。にしても高度が低い気がするのは気のせいか?妙にふらついてるし・・・・・」
そう思いながら見ていると飛行機は突然方向転換を変えて、ストライカーにめがけて降りてきた。降下速度もさっきより早くなっていた
「おいおいおい、待てよ待てよ。そういう冗談話だぜ?」
そう言いながら運転している松戸に声を掛ける
「松戸さん、スピード上げてくれ。緊急回避だ。」
「どうしたんだい?ただごとじゃねぇな」
「落下物がこっちめがけて落ちてきてやがる。さっさとしてくれ」
高茂が向いた方向を見ると松戸も察しがついて思わずアクセルを踏んだ。だが、飛行機はストライカーを狙ってるかのごとく進んできていた
「やべぇ・・・・・あいつ完全にこっちを狙ってきてやがる。松戸さん、合図したら隣の田んぼに突っ込めるか?」
「OKOK 把握した」
粗いっている間にも飛行機が迫ってきていた。機体が近くにせまってきたそのtき・・・・
「今だ!」
高茂の合図とともに、松戸がハンドルを切り田んぼにストライカーを突っ込ませた。幸いストライカーに損傷はない。飛行機は胴体を地面に擦りつけて、羽根をもがしながら反対側の田んぼに不時着していた
「いたた・・・・みんな!無事か!?」
高茂が確認をとる
「私は大丈夫だ」
「私もよ」
「私も大丈夫だ。武蔵」
「ふみゅ〜」
荘一郎、百合子、冴子は無事だった。琴美は目を回しながら気絶していた。
「OKOK 全員無事だな。さて」
そう言って飛行機の方を見る。幸い、火災は起こしていないようだ。
「ありゃあ・・・・調べる必要があるな・・・・計画変更だ。一旦あの飛行機を調べるぞ」
そう言って全員でストライカーを動かして飛行機のほうに向かった
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ