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こんな私(俺)の物語
第十一話 八雲紫の物語、そう、俺の物語
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みに、幽々子が霊力球を作ったらピンク色でした。イメージカラーだもんな。

撃ち合いは続く。貫通力のおかげでまだたもっているが、いずれ物量に負けるな、こりゃぁ。基本スペックは幽々子の方が圧倒的に上だ。まずは弾き飛ばすか!

『結界「四重結界」』

結界を張る勢いで弾幕を弾き飛ばす。
一旦仕切り直し、と思ったら、今度はレーザーに戦法を変えてきた。ああ、非殺傷設定がほしい。
ある程度を結界で防ぐが、固定砲台みたいにドンドン撃ってくる。バランスを崩すために、鋭い一撃を撃ち込む。

『境目「知能と脚の境界」』

水平に一閃するような、レーザーを放つ。だが、以外にも幽々子は早く反応してその場から動いた。

空を飛んで。

・・・・・・もう飛べるんですか!?何?いつの間にそこまで成長したの!?嬉しい反面、悔しいよ!三日で飛べるようになった俺と違って十時間で飛べるようになるなんて理不尽だ!(紫の場合講師が霊夢でその説明はアテにならなかったため、三日かかった。幽々子の場合、講師が紫で分かりやすく、正確だったため、コツをさっさとつかんだ。独学で三日で飛べるようになったゆかりんはマジで化け物級。まあ、妖怪なら化け物なんだが)

平面から立体的になった戦闘。斜め上から弾幕撃ってくる幽々子。斜め上からの攻撃は避けにくい。しかし!俺は八雲紫である!スキマがあるじゃない!スキマで後ろに離脱する。

真正面に幽々子がいた。

『舞踏「天衣無縫」』

あっはっは、予想外もここまで来ると感心するよ。

まさか扇子で殴りかかって来るとは思わなんだ。泣きたい。お姉さんはそんな風に育てた覚えはありませんよ!
にしても天衣無縫か。まさしく幽々子を表したスペカだな。ただそれが回転しながら蹴りと扇子の打撃と、〆に霊弾の爆発まで当てて来るとは。合計8コンボ。そんな動きできたのかよ。だけどね、

そっちが殴りかかってくるなら、俺も防御するんだよ。スピードはあるが、一発一発はそこまで重くないな。ゆうかりんに修行つけてもらえ。この子もキャラ崩壊が。全て防がれたとわかったのか、幽々子は後ろに滑るように、下がる。若干浮いていた。すごいな。そしてかなり離れてから、クルクル回り始めた。何してるんだ?

ーーっ!?

『桜符「センスオブチェリーブロッサム」』

幽々子が扇子を上に持ち上げると同時に、桜の花弁を模した弾が、波のように襲い掛かった。一発の威力も結構ある。四重程度じゃあっさり潰されるな。なら、俺の今放てる最高の結界を張ろう。

『境符「千二十四重結界」』

四重結界の256倍の結界。いまの俺の張れる最高の結界。幽々子の桜吹雪を抑えるには充分な量だった。

防ぎきったあと、俺は倒れかけた。当たり前だ。俺の霊力は幽々子に比べればかなり少
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