暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜困った時の機械ネコ〜
第1章 『ネコの手も』
第8話 『お好きなほう』 Bパート
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[おい、なのは]
[な、何、ヴィータちゃん?]
[コイツ、いつもこんななのか?]
[うーん。こんな感じ、かな? 態度、発言はともかく、不真面目じゃないの。むしろすんごい真面目なの]
彼の発言で場の空気がまた変化しはじめたときであった。
画面の表示が赤く表示されると同時に
警報
(
アラート
)
が部屋に鳴り響く。
「このアラートって――」
「一級警戒態勢?」
すぐになのはが反応する。
「グリフィス君!」
彼女が画面に話しかけると、すぐに相手にアクセスし、画面の向こうにグリフィスが現れ、
「はい。教会本部から出動要請です!」
その横の画面にはやてと通信がつながる。
「グリフィスか? こちらはやて。教会騎士団の調査部で追ってたレリックらしきものが見つかった。場所はエーリム山岳丘陵地区。対象は山岳リニアレールで移動中」
「……まさか」
「そのまさかや。内部に侵入したガジェットのせいで、車両の制御が奪われてる。リニアレール車内のガジェットは最低でも30体。大型や飛行型も未確認タイプも出てるかもしれへん。いきなりハードな初出動や。なのはちゃん、フェイトちゃん、いけるか?」
どうやら、フェイトにも通信はつながっているらしい。
「私はいつでも」
彼女の音声だけが聞こえてきた。
「私も」
それになのも同意する。
「スバル、ティアナ、エリオ、キャロ。皆も
大丈夫
(
オッケー
)
か?」
『はい!』
「よし。いいお返事や。シフトはA−3、グリフィス君は隊舎での指揮。リインは現場管制」
『はい』
「ヴィータは隊舎で待機できるか?」
「おう! 2次の緊急時はまかせとけ!」
「なのはちゃん、フェイトちゃんは現場指揮」
「うん!」
「ほんなら――」
はやては自らも奮い立たせるために立ち上がる。
「機動六課フォワード部隊、出動!」
『はい!』
すぐに隊舎にもどるから。と、通信は切れた。
「よし! それじゃあ新人ども、しっかりな」
『はい!』
そうして、新人たちは急いでこの場を後にする。
「じゃあ、わたしたちもいくね!」
「隊舎のこと、おまかせしますです!」
そう言って、部屋を出て行こうとする。
「高町一等空尉」
リインは先に出て行き、なのはは振り向く。
「私はどうすればよろしいでしょうか?」
彼女ははやてより、『その場にいる隊長、副隊長陣にコタロウの配備を一存する』ということは聞いていた。
(コタロウさん、かぁ……リインには現場管制に力を
注
(
そそ
)
いでほしいし、
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