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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第24話「謎のIS」
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―――」
彼女らも自らが出来る事をするために動き出した。
―――
――
―
[ピッツ]
「よし、向こうは大丈夫そうだ。ケインそっちはどうだ?」
「…バッテリーがもうやばいな。この扉を壊せるかどうかってところしか無い」
「ここまで来るのに結構扉壊しましかたらね……」
「あれ、直すのってやっぱワイら?」
「だろうな」
「うへぇ〜…」
「はぁ〜、明日からまた修理活動か…」
「直すの大変そう…」
彼らが向けた視線の先。
そこにはここに来るまでに破壊、もしくは無理矢理こじ開けた隔壁の数々があった。
あれらを直すのは一朝一夕ではすまないだろう。
「ま、人命救助だと思えばどうってことないだろ」
「だな!」
「ああ!」
「そうね」
「さて、そろそろ避難も終わった頃だろう。さっさとぶっ壊して可愛い後輩たちを助けるぞ!!」
「「「「了解!!!」」」」
―――
――
―
「みんな〜、危ないから下がって〜」
鏡也に頼まれ扉付近にいる生徒を遠ざける本音。
最初はパニック状態で話が通じなかったが、友人や先輩の協力のもとなんとかそれを成功することができた様だ。
「ふぅ、これくらい遠ざければ大丈夫ね」
「ありがとね〜なっちゃん、モッチ〜。先輩方も〜手伝ってくれてありがとうございます」
お礼を言うのは先頭に立って避難誘導をしていた二人。
彼女たちも本音らの言葉を信じ、協力してくれたのだ。
「ううん、お礼を言うのはこっちの方。私たちがしっかりしないといけないのに」
「あ〜あ、後輩にかっこ悪いところ見せちゃったな…」
恐らく、先ほどの悲痛の声のことを言っているのだろう。
「そ、そんなことありません!」
「そうです。先輩方が居てくれたから私たちはここまでこれたんです!!」
「…ありがとね」
やがて、隔壁から生徒を遠ざけるのを終わらせ先ほどの時計を操作して鏡也へと合図を送る本音だが、
「本当に何とかできるの?」
「男なんか信用できないわ」
「(ム〜、どうしてそう男の子を見下すのかな〜。けど〜、今はムシムシ〜)」
遠くからそんな声があがり、少しだけムッとするのだった。
そして、合図を送ること数分。
[バシュッ!!]
突如扉の隅に桜色の刃が飛び出した。
[ジュ〜〜〜〜]
その刃はゆっくりと動き出し、扉の周囲を徐々に熱で切り裂いていく
「やった!」
「これで助かるのね!!」
ようやく助かると安堵の声を上がる。
だが――、
[シュンッ……]
『クソッ、バッテリーが!!』
『マジかよ!? それでラストだぞ』
突如、隔
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